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bakabakamankoさんの兄嫁 ~義姉さんは俺のモノ~の長文感想

ユーザー
bakabakamanko
ゲーム
兄嫁 ~義姉さんは俺のモノ~
ブランド
神無月製作所・妻魅組
得点
80
参照数
1426

一言コメント

ババアだ ババアだ お前はババアになるのだ!

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

主な登場人物
拓海くん(浪人生)
歩美さん(拓海くんの兄の嫁)

家族全員が出払っているのをいいことに歩美さんはオナニーを始める。夕飯の食材の葱を使ってオナニーを始める。大きな声を出してオナニーを始める。予定より早めに帰宅した拓海くんがそれを目撃してしまう。物陰に隠れて歩美さんの葱オナニーに見入ってしまう。歩美さんの葱オナニーにつられて拓海くんもオナニーを始めてしまう。歩美さんが絶頂に達した時、拓海くんの覗きがバレてしまう。
オナニーを見られた歩美さん、一瞬驚いたものの「きゃー///」なんて慌てたりしない。ジト目で拓海くんを威圧し、陰茎を丸出しにしていた彼を叱る。自分のことは棚に上げて、拓海くんの覗き見及び自慰行為を非難する。
物凄い声でオナニーに耽っていたくせに悪びれる様子もなく相手を責める歩美さんは、なかなか心得た強気っ娘。結局逆上した拓海くんに犯されてイッてしまうわけだが、行為が終わったあとも攻めの姿勢を崩さないのが素敵。最初のオナニーと最後のボテ腹セクロスを除けば、拓海くんへの嫌悪や夫への操立てをしてから拓海くんのビッグ珍棒によがるというパターン。シーンを追うごとに拓海くんへの依存度が増していく作りで、私はほんのり征服感を楽しめた。
1シーンの尺は短すぎず長すぎずな感じ。卑語は無かった。BGVの種類は少ないが事後の吐息もある親切設計で好感触。
絵はところどころ崩れているように見えるものがあったり、おパンティが全然エロく見えなくて褌みたいになってたり、フェラで咥えてるものが無かったりなどといろいろあった。だいたい拓海くんのちんこがでかすぎる。こんなの口に入らねーよと思っていたら本当に入れなかったでござる。公式の作品ページにもあるけれど、歩美さんのまんこに入ってるこれは腕にしか見えないでござる。つるみくのゲームでこんなの見たことあります。
絵については悪いことばかりではない。歩美さんの表情が良い。上唇で下唇を噛んでるような顔がとても可愛い。嫌悪から快感への変化も興奮した。びっくりした時の四白眼も楽しかった。ケツ穴は無修正だった。ケツ穴を使うシーンは無かった。
テキストは無駄が無く、自分には読み易かった。誤字っぽいのもあったけど気にしない。オナニーシーンの後に回想による日常シーンを挟んできたことは腑に落ちなかった。オナニーシーンの前に歩美さんの人となりをじっくり見せてくれた方がより興奮できたかもねかもねそうかもねと私は思った。
歩美さんの旦那の賢吾さんが見事なモブを演じていた。台詞はあるのだが活躍の場は皆無だった。間近で弟と嫁がナニしてるのに全く気付かない賢吾さん。私はお約束と捉えて楽しめたが、白ける人がいても頷ける。修羅場は無い。拓海くんの両親に見つかるシーンがあるがその後の描写は無い。旦那にバレて「ぎゃあああー」的な悲鳴が聞きたかった。膣痙攣も見たかった。シナリオ的に見るべきところは無い。歩美さんとのエロシーンを楽しめるかどうか、それがこのゲームの全てなのだ。

歩美さんを演ずるのは井上瑞樹嬢。
耳を澄ませば聞こえてくる。半端ないババアのにほひが漂ってくる。
可愛い「あんあんっ」じゃない。力強い「あうあうッ!」に胸が躍る。BGVで時折混ざる「あひゃぁ」「あへぁ」がたまらない。「いやあ」でなく「いやあ゙」と濁る感じでとても荒々しい。喘ぐというより喚くのに近い。瀬戸際とか必死とかの語句が頭に浮かぶ大きな声。後が無い女による、捕まえた男を離してなるものかという気合いの篭った絶叫に私の股間の疼きは止まらない。あまりの気持ち良さのためだろうか、余裕が無くなっていく歩美さんの喘ぎはとても犯し甲斐のある乱れっぷりなのであった。
初っ端のオナニーから井上瑞樹節は全開で、この声を聞いた瞬間兄嫁がどうとかの設定は私にとってはどうでもよくなってしまった。ババア結婚してくれ!先人たちが幾度と無く叫んだであろう台詞を私も吐いた。今は若い兄嫁かもしれない。だが、女はいずれババアになるのだ。お前もババアになるのだ!今からババアと呼んだっていいじゃないか!ババア素敵だよ、ババア可愛いよ!
台詞とBGVによる激しいババエロボイスの応酬に、私は薄気味悪くニヨニヨしながら勃起をする。画面の歩美さんをたまに瑞樹嬢に変換しながら左手でこするのである。うわあ・・・
だってしょうがないじゃん!エロい声出すからしょうがないじゃん!
瑞樹たんに感謝しながら肉棒をシュッシュッする。ありがとう瑞樹たん、出すからね、今出すからね!
ふう。心なしか、いつもより勢いが増しているそんな気がする。もしかしたら、この白濁液はいつか空を飛べるかもしれないね。

昨日から今日、今日から明日へと加齢は着実に進んでいく。ババア化を止めることは誰にも出来ない。失った若さより積み重ねた年輪を愛したい。そそり立った私のちんこでババアの穴をめがっさ貫きたい。
そう、このバトルに終わりは無い。
ババアの穴では、過酷な戦いがこれからも続いていくのだ。