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bakabakamankoさんのJKと淫行教師 ~夜回り先生編~の長文感想

ユーザー
bakabakamanko
ゲーム
JKと淫行教師 ~夜回り先生編~
ブランド
ブルゲLIGHT
得点
80
参照数
1792

一言コメント

フフフ、やはりJKは2次元にかぎるな!

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

◎絵 17点(20点満点)
ふくびき→鬼父2→鬼父の順でブルーゲイルのゲームを絵買いしてきたが、今回の絵が一番安心というか不満のあまりないものに感じた。
立ち絵に比べてイベント絵の方がヒロインの顔が可愛く描かれているように自分の目には見えたためか、絵だけで昇天近くまでいってしまいそうなものがいくつかあった。エロシーン以外のCGもヒロイン・陽菜(はるな)が可愛く描かれていて、自分にとってこの作品の評価が上がる要因になった。
男のケツ描写とかはいらんかったです。

△文章 6点(10点満点)
何のために入れたのかよくわからない選択肢が序盤に1つ出てくるだけの1本道。
途中の主人公の中途半端に自信満々な言動に、ろくでもない結末が待っているんじゃないかとか、出来ることならば鬱にならないような方向で楽しく終わりたいなあとか思っていたのだが…いろいろと含みを持たせたエンディングで決して不幸ではないが、もうちょっとだけ濃い締めが欲しかったかなあというところ。
全体を通してご都合主義な展開で進むのだが、だからこそどうせなら現実ではありえないラストで盛り上がりたかった。序盤の分岐に使ったいろんなものをエンディングに持って来れば良かったのに、と自分は思ってしまった。
己の性欲に極めて忠実、という以外に何の取り柄も見出せない主人公に対しヒロインの陽菜が次第になびいていく様子に多少の違和感は生じる。だがしかし、もし仮に、エロゲの命題が3次元で成し得ない行為を2次元により顕現化する宝具であるとするならば、この都合のいいヒロインの対応は私にとって即ちザ・エロゲ!に他ならない。
こうして欲しい、こうなって欲しくないというキモ童貞こと私の慎ましい想いがほぼ裏切られることなくゲームを終えられたことは嬉しかったが、やはりラストにもっと何かが欲しかった。陽菜らしいといえば陽菜らしいのだが、それは確かに。
まあでも、この主人公が相手ということを考えたら、もしかしたら精一杯の最高のエンディングかもしれない。

○声 15点(20点満点)
陽菜っぽい声で良いです。
頻度はそれほどでもありませんが、ちんぽとかまんことか無修正で卑語ってくれます。
ただ、エロシーン中の主人公の台詞部分が多いので量的に物足りないです。
BGVが欲しいです。
絵が十分エロいので、これに陽菜の喘ぎを延々と被せるだけでちんこは確実にしねると思う。

◎エロさ 17点(20点満点)
全裸の陽菜とのキスシーンがある。普段ならキスシーンなどすっ飛ばしてセクロスシーンに目をギラつかせる私なのだが、今回はそんなわけにはいかなかった。
嫌がりながらも体は火照り、欲情が露わになった視線を主人公に向けながら舌と唇を這わす陽菜の胸より上のいわゆるバストアップの1枚絵がすごくエロくて良かった。そしてその流れから主人公の仁王立ちしたちんこへの正座での全裸奉仕。なんなんだこの腰の張りは!むちむちにもほどがあるぞ!ふぅ。
主人公にオナニーを強要された挙句に潮を吹き、さらに言われるままに正面座位で挿入中ついに陽菜からキスをねだるシーンにはキスする絵がなく、テキストと音声のみで片付けられていたのが残念だった。だが、正面座位でよがる陽菜が・・・うっ!ふぅ。
陽菜はその後、我慢していた小便を主人公の目の前でするはめになるのだが…そのおしっこスタイル!よくわからないがわふーー!主人公曰くオレプロデュースだそうなのだが、裕一GJ!私はあなたのことをずっと誤解していたようだ。いいぞ、その調子だ。だが。。。
翌日、陽菜は制服がしわくちゃになったことを理由に偶然持ち合わせていた体操着に着替える。赤いブルマが私の目を焦がす!赤ブル陽菜による足コキ・ソーセージ挿入・ちんぽおねだりからの後背位・乳首舐め&手コキ・フェラと続き、フヒヒ!さあこれからが本番だぜぇウエヘへへと思ってたら主人公「コスチュームチェンジだ!」って、ハツ!はあ?じゃねえよハツだよ意味わかんねえよ、陽菜も呆れていたがコイツ馬鹿じゃねえの?しねよ!しねよじゃなくてしねよ!
そしてその数分後だったか数秒後に制服姿の陽菜の騎乗位で私はフル勃起することになるのであった。
スカートを自分で捲くり上げて結合部分をこちらに見せつけながらハメられる陽菜たまんねえ!違う、制服のせいじゃないんだ、陽菜がエロいだけなんだ!この女エロすぎだよぉ!ふぅ。

○ヒロインの魅力 16点(20点満点)
体は成熟していても中身はまだまだ子供なヒロイン・陽菜。
とある事情により、家に帰りたくない一心で面識のある男性教師の部屋へ泊まることを思いついたが運の尽き。ウブなネンネは自身の放つ女の匂いに鈍感だったようで、あっさりと変態主人公にその処女をレイプによって奪われてしまう。このあたりまでは、可愛い女の子がやられちゃったーというだけで正直勃起もしなかったのだが…その後の陽菜の反応から雲行きが良い方向に怪しくなってくる。
行為の間、当然だが相手を嫌がりなじっていた陽菜が静かにシャワーを要求し無言で浴室に消えていくのだ。現実の女がどんなリアクションをするのか知る由もないが、陽菜が慌てもせず逃げもせずその場に留まったことで、私はこの女が次にどんな行動をするのか気になって仕方がなくなってしまった。結果的に物凄いことを何かする、ということはなかったのだが、主人公に対し陽菜が何を言うのか何をするのか常にドキドキする自分がいつの間にか存在していた。そして、いつしか陽菜とエッチをすることが楽しくなり、いつまでも陽菜と一緒にいたいとまで思うようになってしまった。
ラストシーンでの彼女らしい告白とともに見せた笑顔は、感激と同時にその続きへの渇望をも私の中で生むことになってしまった。
あれだけじゃ物足りんのよ、ほんとマジで!

◎満足度その他 9点(10点満点)
本作品が世に出たばかりの頃は、私にとってブルーゲイルのゲームはお腹一杯だったのでスルーしていたのだが、買って良かった。
プレイしていてNoesisのフリフレを思い出した。黒髪ロングの優等生が夜中に行き場のないところを教師に暴行され、次第に仲良くなるというあたりがフリフレに大変酷似しているように感じた。
私としては、話の分岐やヒロインとの仲が固まっていく過程はフリフレが良かったが、エロやあっけらかんとした陽菜の魅力で全体的にはこっちの方が好きっぽい。
フリフレに比べて大雑把な作りが自分には合っていたというだけのような気もするが。
この丸っぽくてむっちりした絵が好きなので、その魅力を損なわないエロシーンを堪能できて本当に良かったと思う。