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bakabakamankoさんの姉Summer!2の長文感想

ユーザー
bakabakamanko
ゲーム
姉Summer!2
ブランド
あるてみす。
得点
74
参照数
1497

一言コメント

永遠に続くあの人との夏、お魚になった圭ねぇは海の宝石輝くマーメイド。鮭ぢゃないよ!

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

釣りに行ったら釣れたよ、スゴイの釣れたよ!
圭ねぇのぅおおぉぅぅぅぅ、、、ケツ穴!
イッツアK・E・T・S・U・A・N・A(ヘボン式)!!
ケイ!イー!ティエスユゥ、エイエヌエ!!
ケイ!イー!ティエスユゥ、エイエヌエ!!
はああああああああああーーーー、吸着!!!!!

KETSUANA(ヘボン式)のKは圭のK!
待てよ?これは…ケツ姉とも読めるな!
ヒャッハー!!

圭ねぇのイソギンチャクがスーハーしているよぉ、どうすればいいんだああああああ!
あ、あ、あ、あああああ、ケツ穴からなんか液が出てきたよぉ…ごくり。
舐めてもいい?舐めてもいい!?
おーう、ジュースィー。イエス、エクセレンツっ!!
圭ねぇのぅ?ケツ汁をぅ?生搾りィィィィィィ!!
レロレロレロレロレロレロ、ふうー。

○絵 15点(20点満点)
前作よりシャープさが増した印象。
音羽姉の立ち絵のおっぱいの造りが変です。大きいのはわかるのですがそそられません。
前作で受けたほどの衝撃はありませんでした。
2人の姉によるWパイズリフェラのシーン、テキストも声も思い切りおしゃぶりしてるのに絵ではちんことお口の間に物凄い距離があるいわゆるエアフェラになっていて悲しくなりました。
何より一番堪えたのがラストシーンで出てきた祐太の満足そうにニヤけたツラのCG。どこのクソガキだよと思いました。

-文章 4点(10点満点)
前作以上に勢いを増したテキスト。よりクセが強くなったように感じて自分には辛くなりました。
冒頭の2人の姉によるバトルのリプレイにややうんざり。インパクトを狙って最初にもってきたということですが全く同じシーンを繰り返されるとそのインパクトも薄れたものに感じます。
名前をネタにしたイジリ合いがくどいと思いました。
人殺しと近親婚を並べるのはどうかと思います。農家の娘をバカにするのはどうかと思います。
祐太の私的不快指数は前作より確実にアップしていました。脱童貞したためでしょうか、常に妙に強気な態度でヒロインに絡んできます。こんな男ですら経験済なのに私ときたら・・・

主人公・山内祐太の実姉・山内音羽。2度目の夏は彼女を軸に廻っていきます。
ストーリー前半から小出しにされる音姉の秘密。前作での陽子登場シーンに該当する、今作品でのシナリオが揺れ動く箇所です。

ピアニストの音姉が難病に侵されその道を歩むことを断念する、という事実が終盤で明らかにされますが、簡単に病に屈してそれを受け入れたわけではないと思います。
音姉のことだから、病気を克服するためにいろんな努力をしたんだと思います。病気から逃れられないとわかっても、ピアノを弾くことは諦めなかったと思います。ピアノを辞める決心がつくまでに様々な葛藤があったはずです。病気になった音姉を描くというのは、病気になった音姉の姿を見せるということではないと思います。病気と闘う音姉の描写が無かったため、私にはとってつけたような病気設定としか思えませんでした。都合よく用意された仕掛けにしか見えませんでした。現実世界で病気に苦しんでいる人はたくさんいます。フィクションで病気を描くことへの配慮や責任といったものが少々足りないように思えました。
ヒロインに不幸を背負わせることで確かに物語にうねりは生み出されましたが、私には必要なものには思えませんでした。音姉には彼女自身の魅力で物語を動かせるだけのものがあると思っていただけに残念でした。

剣道ゲームが面倒でした。剣道だけにメンドーってぷぷぷ。ああ、しねばいいさ。
クリアできたらご褒美エロスとかあったらとも思います。
一番最初の剣道シーンで音姉の「面胴小手突き胴胴面胴小手面面小手突き胴小手!」に対し「突き小手胴面小手小手突き小手胴突き突き胴面小手胴」で返してみましたが勝てませんでした。くそう。

あと、海面猛と英美里さんのお話が意味がさっぱりでした。

◎声 17点(20点満点)
ちんこ!ちんこ!ちんこ!どいつもこいつもちんこ!なぜだ!なぜちんこを認めてちんぽを認めねえんだ!
えひゃ!! あがが
うわっ うわああ うわらば

ちんぽはしにました。けれど、音姉の反則的な超絶舌技の前にあらゆる卑語は無用なことも知りました。
弟にデレる2人の姉の声のなんと可愛いことでしょう。圭ねぇの「んもー!んもー!」、こんなに萌える牛の鳴き声を私聞いたことがありません。
こんな声で喘ぐ牛がいたら僕はもう獣姦しますよ貫いてみせますよ。

○エロさ 16点(20点満点)
圭ねぇには青い空と広い海が良く似合います。
青姦でよがりまくる圭ねぇたまりません。人に見られちゃえばいいのにと思います。恥ずかしさのあまり狂ったように感じまくる圭ねぇ、きっと最高だと思います。
音姉には至上のフェラシーンがありましたが、圭ねぇには咥えシーンが無かったのが前作に引き続き残念でした。単独パイズリフェラのシーンも絵がエアフェラで、パイズリンギャル圭ねぇとして物足りないところでした。

○ヒロインの魅力 15点(20点満点)
音姉が処女だと言う。
そんなバカな。
あのすごいフェラチオはなんだったんだ。
さすが年の功、経験済みは違うね、MISOJIだね!なんてときめいていたらこの仕打ち。しかも全然初々しくないという。
まあ、私自慢じゃありませんが処女とも非処女ともおセックスなどいたした経験なぞ皆無ですから正確なことは述べられませんが?あれが今どきの生娘フェラなんですか?フェラってそんなに簡単なものなんですか?愛って林檎ですか?
処女なら処女で構わないのでぎこちないフェラが良かったです。そしたら処女喪失シーンでも私のちんこの咆哮が止まなかったのでしたのに。
弟を私物化しつつ惜しみなく愛を注ぐその姉力は圭ねぇ以上のパワーを感じました。ですが、お話が湿っぽい方向へ行くにつれて私にはその偉大な力が削がれていくように感じて無念でした。

圭ねぇは前作から1年の間に祐太と何度となくセックスした結果、どうやら祐太に感化されてしまったようで、わけのわからないセリフがポンポン出てきます。北海道批判とか意味不明です。
ヒロインの座を音姉と分け合う形になり、出番の数ではやや割りを喰った感は否めません。ですが、祐太を音姉から奪うことに対する責任を全うする覚悟を固めていく姿や山内姉弟へ向けた深い愛の込められた瞳に、大人な圭ねぇを感じることができました。
最愛の人との未来で幸せそうな笑顔が見ることができたのは嬉しくもあり寂しくもありました。

○満足度その他 7点(10点満点)
時間が飛んで母親になったシーンを見て圭ねぇとの夏が終わっていくのを感じました。
人妻になった圭ねぇの夜の生活にも興味はありますが、あの夏ほどの熱は体験できないような気がします。

前作の夏のようなアツさと明るさとどうしようもない若さの迸りみたいなものが今作は少しまろやかになったように私は感じました。
生きとし生けるもの、いつまでも若いだけではいられないのですね。どうせ年をとるなら、圭ねぇたちのようにきちんと成すべき事をしてしっかり年をとりたいものです。夢中でエロゲやってる時点でどうかとは思いますけどね。。。