飛鳥…恐ろしい子!
・絵 17点(20点満点)
ヒロイン飛鳥たんの存在に目を奪われ居ても立ってもいられなくなって予約した後でグロい絵があるのに気付き、警戒しつつゲームを始めたが血生臭いCGの割合はそれほど多くなく個人的にはひと安心。
可愛く凛々しい飛鳥たんのむっちりボディーをそれはそれはじっくりねっとり堪能させていただきましたよフヒヒ!
ですが、ですがね、立ち絵がですね、ちょいといただけませんじゃないですかね?
メッセージウィンドウ横にセリフに合わせたキャラの顔が出てくるんですがね、立ち絵の表情はそのままなんで、なんだか違和感ありまくりなわけなんでそよ?
もったいないですねー、立ち絵の表情差分とかあればねぇ。
それにしても飛鳥たん、かぁいーねぇー、たまんないよもう!おっぱいも凄いけど、お尻が大きくて立派なのがいい…ハァハァ、 もうがまんでき・・・うっ!
ふうぅ。
・文章 6点(10点満点)
このゲーム、いたるところで時間が少し遡る。結果を見せたあとで理由が説明される。たまになら良いが、何度も続くと「また戻るのか」とややうんざりしてきた。読んでいて話の勢いが削がれる感じがして、本来もっと面白いはずのストーリーをつまらなくしている気がした。
全てが丸く収まるというエンディングが無く、それが良いのかどうかはわからない。誰かの幸せの陰で誰かの幸せが犠牲になっている、という終わり方はそれなりに心に何かくるものはあった。
個人的には、重蔵と仲良く暮らすEDがあって良かった。
序盤からの飛鳥たんと重蔵のやりとりはラブコメしてておれはニヤニヤした。おれはな!
忍者集団の名前が月影衆と千草衆ってのはやっぱ天女とかとかけてんのか?恐ろしい子・・・!
・声(+音楽) 18点(20点満点)
飛鳥たんの中の人、鈴音華月ってすげえ!と思ってこの人の他の出演ゲームを調べたらあまりなくて、それでも少しづつちょろっとやってみたけどやっぱ飛鳥たんが今のところ一番や!※個人差があります。
「え?」っていうセリフがよく出てくるのだが、この言い方が頑固で不器用で真面目で能力は高いが世間に疎い飛鳥たんの全てを表現しているような気がして良かったと思った。
普段、エロゲ中はBGMを途中からカットする自分なのだが、このゲームに関しては、どっかで聞いたふうな音楽が作品とマッチした感じでなんとなく最後まで聞いてしまった。
本編ではついに卑語は聞けなかったが、ギャラリーモードのホームページ企画内で、飛鳥たんの無修正「チンポ」ががが!なんで本編でできんかったんや!時代考証?はあ?エロゲで一番大切なもの、それはなあに?それはユーザーからいかに精液を搾り摂るかではないのか!※個人により違いがあります。
もし、もしもだよ、もしも飛鳥たんが全編で卑語ってくれたら僕のちんこはもう…!!こすりすぎで血が出てるとおもう、まじで。いや、ほんとまじで。飛鳥たんがあの瞳でこっちを見ながら「お前のチンポがうんたらかんたら」とか囁かれたらもう、もうっ!他のゲームで中の人の無修正卑語はたくさん聞けたけど、飛鳥たんが言ってくれなきゃヤダヤダ!
・エロさ 11点(20点満点)
このゲーム内では、飛鳥たんの可愛さの前には他の全てが打ち消されてしまう。夕顔太夫やら蹄女やらのエロシーンがちょこちょこあるが、少なくとも飛鳥たんとの絡み以外では必要性を感じなかった。メインヒロインを素晴らしく魅力的に描いてしまったために、単にエロシーンを挿入したというだけでは、「なにこの女、なに喘いでんの?」くらいにしか思えないのだ。夕顔太夫が弟と念願叶ってまぐわうシーンがあるが、あれをもっと長く見世物ふうじゃなくきっちりエロくやってくれてたら良かったと思う。そういうのが出来ないのが、このゲームのエロ限界のような気がした。
肝心の飛鳥たんのシーンだが、シチュ的にはそこそこあるのだが、ちょっと短めなのが残念。重蔵とのハッピーエンドも初めてアナルに入れてはい終わりじゃ納得がいかんよ、まんこにもお願いしますよ。
飛鳥たんの持つむちむちなエロさを完全に表現できたとは思えない。エロシーンはかなり食い足りなかった。飛鳥たんのシーン数と、あとは卑語だなやはり。うむ。
・ヒロインの魅力 19点(20点満点)
床の技術を持たないくのいち、それが飛鳥たん。つまり処女。または未通女(おぼこ)。それなのにむっちり。それだからむっちり?たまんねえ。
鋭い眼光と豊満な肢体、真面目そうな声、不器用な性格、一途な行動、エロへの恥じらいと男への奉仕、それらがもうど真ん中すぎて打てないみたいな、何を言っているかわからないだろうがおれにもわからない。
いやあ、おれに彼女が出来ないのも仕方ないね。なにせ、ゲームの中に嫁になるはずの女がいるんだからさ、HAHAHA!
黒髪を無造作っぽく束ねてきりりとこちらを見据える飛鳥たんには、やはりくのいちが一番似合うのかもしれないが、いや、これだけの逸材をくのいち界だけに留まらせておくわけにはいかないだろう。
とりあえず、妹とか良いと思う。その低めの声で「ねえ」とか「おい」とかたまに「兄さん」とか「お兄」とかまれに「お兄ちゃん」とか呼んでほしい。別に兄のことを好きになってくれなくてもいいので、仕方なくでいいので、セックスの相手などしてほしい。
あとは、学校の先生とかもいい。「そんなこともわからないのか!」と罵ってほしい。そして、別に好きになってくれなくていいのでセックスの相手をしてほしい。
愛想のないメイドとかもいい。怒っているわけではなくて、単に表情が器用に変えられない感じで「い、いらっしゃいませ」とかでいい。そんで、好きになってくれなくてもいいので仕方なくセックスの相手をしてほしい。
あと、もうなんでもいけるはず。ていうか、この飛鳥たんをメインにしたゲームをずっと作ればいいと思う。売り上げがどうなるかはしらん。
・満足度その他 8点(10点満点)
飛鳥たんにがっかりすることなく、そのキャラを堪能できたのは良かった。もうちょっとエロシーンが充実してたらなとは思う。初プレイ時には続きが気になってそれなりに読めたテキストも、再プレイしてみるとなかなか辛かった。それでもこの中に飛鳥たんの全てが詰まっていると思うと、手放すことは出来ない。
二次元キャラを嫁になどと妄想する阿呆がここにまた、ひとり生まれた。