2010年ブルゲの旅
ふくびき→鬼父2と、発売日を逆行するように渡ってきた俺のブルゲ旅は、鬼父のプレイをもって今完結を迎えようとしていた・・・。
・絵 16点(20点満点)
どことなく間の抜けた立ち絵とエロCGのギャップがクセになった俺はもう末期。よいこは真似しないでください。
まあ、イベントCGにもなんとなく微妙なものもあった気がしたが俺は気にしない。
エロCG1枚につき差分がだいたい1~3枚。たまーに4枚とか5枚のもあるが、このエロシーンでの変化の乏しさが物足りなかった。
それでも、愛莉のTシャツ越しの乳首のポッチとかめっさエロスでたまんねっす。
それにしても、この愛莉の金髪ツインテの魅力というか破壊力って何なんでしょうか。うまく言葉にできないのがもどかしいのですが、見ている者を無抵抗にさせる魔力があって非道です。バランス良くムチムチした体といい、ちょっと吊り上った瞳といい、けしからん、実にけしからん。
・文章 5点(10点満点)
鬼つーか、あまりの変態っぷりになかなかじっくり読むことを容易にさせないテキストが悪い意味でたまらない。
催淫スプレーをやたら使うのがすなわち鬼ってことなのだろうか。鬼を名乗るからには、もう少し鬼畜な強姦っぷりを示して欲しかったと思う。紗奈とかの方がよっぽど鬼じゃん。主人公を紗奈で鬼娘とかで良かったじゃん。
その催淫スプレーだが、「おまえバカか」っていうくらい何が何でも使おうとするのでもうほんとに嫌になった。相手が半ばその気になっている時でさえ使うってのはいかがなものか。
で、催淫スプレーの使い過ぎによる弊害を匂わせておいて大きなイベントを起こすでもなくエンディングってこら。なんかしなさい。
しかし、前半の愛莉とのやりとりは良かった。中の人の演技によるところ大なのだが、その後のプチレイプへの前振りとして十分機能していたと思う。
・声 16点(20点満点)
無修正好きにはおチンポだのオマンコだのがP音無しで聞こえるってだけでもうガマンできません。特に今回は強気な愛莉が嫌がりながらもたまらなくなって中の人・桜川未央さんがエロく言ってくれるのでいうことありません。
かたや、真理奈役のまりのさん。似たようなキャラを配置したくないという作り手の思惑などあると思うが、愛莉と正反対に近いキャラということで、個人的にはちょっと損しちゃったかな感はある。まりのさんキャラとしては可愛い系の声なのだが、自分にとっての良いまりのさんはもっと低い目のゾーンにあるので物足りなかった。といっても、そのへんは購入前からわかっていたことなので仕方ない。
できれば、もっとチンポの連呼などあっても良いのではないのだろうか、と思ったが、それは他のゲームでもいつも思うことだった。こんな大人にはならないでください。
・エロさ 14点(20点満点)
たまらなくなって、主人公の回想による愛莉の処女喪失シーン(愛莉2つめのエロシーン)で抜いてしまった。その後、賢者となってサクサクゲームを進めたのだが、どうも全体的に尺的なものに物足りなさを感じた。処女喪失シーンのようなしつこさが次第に薄れていって、話が進むにつれてエロシーンが短くなっていくような気がした。時間はそれなりにあるのだが、Hが盛り上がってさあこれからという時に、イキそうになってからすぐイッて終わってしまうそんな感じ。
あとは差分の少なさによる単調さがエロを物足りなくしてるように思う。
・ヒロインの魅力 14点(20点満点)
金髪でツインテール、そして義理父に反抗的でわがままな娘・愛莉。エロゲにはこういう女の子がいてくれないと困ります。もちろん最初のセクロスはレイプです。エロゲの常識です。守ってくれないと困ります。そして嫌がり絶叫してくれないと困ります。なにしろエロゲの常識ですからねホヒヒ!
愛莉は1回目だけでなく、その後もしばらくはセックスのやり始めはとりあえず嫌がるという正統派な艶技を披露してくれました。なかなか訓練された小娘ですが、結局は主人公のチンポ奴隷になっただけでした。それだけではインパクトという観点ではどうなんでしょう。
もしかして、このあたりの反省が次の鬼父2でのティンコ斬りへつながってしまったのだとしたら、いたたまれません。いや、普通がいいです、普通最高!
・満足度その他 6点(10点満点)
ふくびきを終えたあと、BLUEGALEというメーカーが気になって鬼父系の2作品を同時に別の通販で安いところを探して注文したところ、鬼父が5800円、鬼父2が4980円で、鬼父の方はメーカー取り寄せのため鬼父2が先に到着したので2からプレイすることになった。この値段の差が正確なものかどうかはわからないが、差があって然るべきだなとは思った。
もし自分がもっと早くに鬼父→鬼父2の順番でプレイしていたら、ふくびきは敬遠していたかもしれない。期待して鬼父2を買った人の気持ちを考えると、涙は出てこないが悲しい気持ちでいっぱいになる。
なにやらこれからは凌辱分を減らさなければならないご時勢みたいなので、ふくびきを楽しめた自分にとっては、今のブルゲにはむしろ好都合なんじゃないのとか思えてしまう、そのくらい鬼じゃない名ばかりの鬼父だった。
美晴や愛莉みたいな元気なキャラが暴れまくるようなゲームがもし出るんであれば、そのときにまた会おう、ブルゲよ(キリッ
~終~