緑茶のクオリティーはすごい!!
さて全体の感想ですが、すごく面白かったと思います
まず、まだやってない人に言わせてもらうとキャラ萌えゲーと思ってやると、展開に少し戸惑うと思います。
ここではどういった内容までかは言わないでおきますがシリアスな展開です。
内容の分け方としては一部→二部→個別なんですが一部から二部への変化はかなりのものです。
しかし、どっちの内容も面白かったと思います。
まだ、やってなくてこれからやろうとしてる方は個人的には是非オートプレイでやっていただきたい。
日本語で喋ってるけど日本語字幕の付いた映画のように楽しめると思います。
とにかく、キャラや背景がコミカルに動くので、クリックしてしまうとカットされたり、じっくり演出を楽しめないと思います。
まぁ、そのせいで総プレイ時間140時間というとんでもない時間をつぎ込んでしまいましたが、後悔はしていません。
時間に余裕のあるお方は是非ということでオススメしておきます。
ここからネタバレになるので、やってない方はあまり見ないでいただけるとありがたいです。
さて、みなさんも言っていた通り共通はかなり長かったです。20話までとか終わらすのに二日も要しました。
しかし、それでも飽きさせないものがありました。
1話~6話は起、7話~9話の途中は承、9話後半は転……
起承転結の転が9話でまだこれから10話もあるのに飽きなかったのは、こっから細かく起承転結が繰り返されていたからでしょう。
問題が発生して起、攻略方法を模索したりして承、誠悟が問題解決方法を見つけ出し転、そしてネタを振りかざして結といったことが二部で繰り返されます。
しかし、ここでの結は決して一部のように大きな起承転結ではなく、二部だけの結になります。しかも、この結は中途半端なまままた新たな起がきます。
そして、最後の20話は二部の結の中途半端な部分が寄り集まって共通部分全体の結となります。
この構成だからこそ自分は飽きなかったと思います。
氷雨さんあっぱれです。
さて、次にテキストになりますがこのライターはバカキャラの使い方が本当にうまいと思います。
マジカライドのラビトンと亜里砂みたいで、今作も久志、春樹、彩の絡みは本当に面白かったと思います。
しかし、このライターはネタも含んでいますので知らないと面白くないといった可能性が十分にありますのでご注意を。
ちなみに自分のわかった範囲でのネタは、巫女ストというゲームをする際出てくるゲームのキャラ名はすたじお緑茶の巫女系統とマジカライドかと思います。
マジカライドのヒロインで巴弥というキャラがいるんですが、それを彩が使用します。そして、美琴にボコボコにやられた際彩が、
「フルボッコだよ、まるで自分のようだよ」
みたいな発言(正確には覚えていません)をするんですが、これは巴弥と彩の声優が同じための発言だと思われます。
また、マジカライドでは静奈さんの自宅の掛け軸に巴弥と書かれていたり、聖良の寝巻き姿の着ているものに「magic a ride」と書かれています。
他には静奈さんでCLANNADで出てきた木製の星が出てきたり、ニコニコ類で藍ちゃんが
「エーリンエーリン」
と言ったり、「みっこみっこにしてやんよ」みたいなミクネタもあったと思います(うる覚えですが)。
まぁ、他にもあったのかも知れませんが覚えてる限りがこれでした。
シナリオやその他に関してですが……
・共通
運動会の最後や春樹の倒れる場面には泣きました。序盤でも泣かせてくれるという点ではビックリでした。しかし、二部の後半に新規メンバーが入って爆弾騒ぎまでがあまりにもイライラしました。その後の久志の行動もイライラしました。このときだけは止めてしまいそうになりました。また、佳代子が誠悟を刺してしまうまでの流れの部分は急すぎてついていけず、ポカンとするしかありませんでした。
・佳代子
メインヒロインにして一番いらなかった子。公開されてないので誰かわかりませんが、声優があまりに下手すぎてシナリオに集中できませんでした。嗚咽しながら訴えかけるシーンなんかまるで別人のようで一瞬「佳代子が言っているように思えない」と思いました。個別も5人の中ではたいしたほうではありませんでした。
・聖良
最初は眼中にすらなかったのに、あまりにも言動がカッコよすぎて惚れましたw 個別も一番面白く、そしてエロシーンが一番エロかったかなという聖良人気がなんとなくでしたがわかりました。
・彩
幼馴染おいしいですw こういったサバサバしたキャラは好きなので文句ありません。声優もまぁ、有名どころでさすがってとこです。ヒロインの中でも唯一のバカキャラで愛されるバカでした。個別はぼちぼちでエロシーンはヒロインの中では一番薄かったかな~。もっと濃くしてほしかったです。
・静奈
この子も聖良同様眼中になかった子ですが、やってるうちに株が上がりました。個別はあの展開には泣かずにいられませんでした。個別に関しては聖良といい勝負だったと思います。
・美琴
妹好きとツンデレ嫌いで最初戸惑いましたが、個別は妹のかわいさに大満足です。声優に関して、最近の夏野こおり人気がなんとなくわかりました。チュパ音のクオリティーの高さには驚きました。ちなみに、美琴の最後のエロシーンは個人的に一番エロかったです。
・サブに関して
藍ちゃんとゆっこ先生、清美にゆきちはいいです。というか、まっちゃん以外の女性立ち絵あるキャラは是非FDとかで攻略したいかぎりです(母親とかは無理だろうけど(´・ω・`))
絵に関して……
るちえさんはいい仕事したと思います。エロシーンもしっかり描けてるし満足の出来です。SDもさすがです。シナリオを盛り上げた一端を担っていたと思います。
音楽に関して……
歌もBGMもよかったと思います。
歌は「Revolution」「グラフティー」がいいです。
BGMでは「Emotion」が良く、胸が熱くなってきます
システムに関して……
さすがアクションも手がけるメーカーだけあって、独自のシステムですがすごく快適です。アクションないのにJOYパッド対応だし、スキップはかなりの早さでした。
全体の感想……
今回緑茶はこのゲームで大成功を収めたと思います。ただ単に絵だけのゲームにならずシナリオもそれに伴っていたと思います。少なからず、知名度は上げたことでしょう。
緑茶はこれ以前に「マジカライド」「涼子ちゃん」「巫女さん細腕 FD(アクションのみ)」とアクション好きでやっていたので今回純粋のADVは初めてでしたが、大満足です。
今他のゲームをしたらあまりにも紙芝居っぷりに驚きました。それほど、画面が動きます。噴出しもそうだし、緑茶は少し未来のADVを先取っているかのようでした。
まぁ、間違いなく買ってよかったと思えるゲームでした。
次回作またはFDを期待して待っていたいと思います。
ここまで長文読んでいただきありがとうございました。