えっちな後輩たちと過ごす時間はとても甘美で有意義だった。妖艶さだけではなく、乙女らしい一面もしっかりと描写されている点が嬉しい。
アトリエかぐやさんの新作であり、今回は部活動を軸にえっちでむふふな体験をしていくというもの。ヒロインは珍しく後輩オンリーで、例によってドスケベボディの後輩たちが新入部員として、寮のメンバーとして主人公と密接な関係を築いていく。私はどちらかというと先輩ヒロインの方が好みなのでプレイ前は一抹の不安を感じていたが、いざプレイしてみると流石はアトリエかぐや、難しい事情ナシでぐいぐい迫ってくるヒロイン達を見て心の底から安堵した。
序盤は創作のイメージ作りのためにと、皆がペラペラの建前を持ってくるわけだが、段々と化けの皮が剥がれて本人たちもどうでもよくなっていくのが、いかにもかぐやらしくて良かったなと。ユーザーの需要をしっかりと理解している。
ヒロインに関しては先にも述べた通りどのヒロインもその豊満な肉体を使って誘惑しまくってくるので、どのヒロインも等しくえっちである。一見真面目に見える日菜ちゃんなんかもふたを開けてみると、とんでもないスケベ女で、後輩キャラの魅力が光るという意味では彼女がナンバーワンかなと。困ったふりをし、逃げ場をなくして主人公を挑発する。本当にけしからん娘だった。
ただ、私が選んだのは彼女ではなく、マコトだった。ヒロインの中では比較的落ち着いていて、大人な女性を感じさせる彼女だが、えっちな話題が挙がると顔を赤らめたり、主人公のナニを見て恥じらったりと、他のヒロインよりも乙女要素が強い女の子だった。初体験に至るまでの流れも凄く丁寧で、背中に文字を書く形での告白はいかにも彼女らしい。見ていて思わず頬が緩んでしまったし、幸せになってほしいと心から思った。
コスプレ趣味を生かした様々なコスえっちができるのも彼女の大きな武器であり、女学生からケモ娘まで主人公もしっかりと堪能していた。ちなみに私はライダースーツのシーンが一番好きだ。恥ずかしがり屋な彼女がメス全開で迫っているのがとてもとても良い。
個別ルートに分岐してからはどのヒロインも待っていましたと言わんばかりに肉食系になっていくのが微笑ましくて、望んでいた光景をしっかりと見ることができた。大きな胸を使ったプレイが多めな点も含めて期待していた内容だった。後輩成分は十分以上に堪能できたので、次作は先輩もしくは人妻に焦点を合わせた作品を出してくれると嬉しいなと。楽しみにお待ちしています。