つるみく作品らしくない面白味の欠けた駄作に仕上がっていた。色のあるヒロインがいただけに残念でならない。
久々のつるみくということで此度はどのような面白くてえっちな仕掛けをしてくれるのだろうかと、期待に胸を膨らませていたが、いざプレイしてみるとただただヒロインが股を開いているだけで全く面白くない。いつものような主人公の狡猾さが光る、見て笑えて読んで再度笑える作品は、そこにはなかった。
ヒロインの特にあいりの方が良いキャラしていて、自分のことが大好きすぎて自分に犯されている妄想をしながらオナニーに励むという狂気的な一面に加え、自分以外の人間を見下しているというまさに犯しがいのある女の子だった。だからこそ、凄く単純な方法で彼女の部屋に忍び込み犯してしまった時は気落ちしたし、その後もガバガバすぎるセキュリティの中で主人公の思惑通りに犯され続ける彼女を見てため息が出た。
また、今作は特殊プレイも少なめで、遊び心があまりなかったのも気になる。ハーレムルートはそこそこ頑張っていたが、それでもその辺の作品と同じくらいのレベルでしか攻めていなかったので、本当につるみくかと疑ったほど。変な被り物を被れとまでは言わないが、次作は読んでいて愉快な気分になれるような作品を作ってほしい。