まさに夢のような時間を過ごさせてもらった。何事にも一所懸命に取り組むつむぎちゃんがとにかく愛らしい。
タイトル通り幼女と一か月間を過ごすゲームであり、一緒に遊んだり、ご飯を上げたりしながら彼女と過ごす日常を楽しんでいく作品である。まあとにかくつむぎちゃんが可愛くて可愛くて...。素直だと思ったら意外と駄々っ子だったり、ちょっとした出来事で凄く笑顔になったりもう本当に愛おしい。また、料理を作る時に手伝ってくれたり、洗い物をしてくれたり、時にはバイトだって手伝ってくれるスーパー幼女でもある。
彼女が手伝いをしてくれる時のイベントはどれも可愛くて好きなのだが、中でもカレーや唐揚げ、オムライスなど一緒に料理を作る系のイベントはすこぶる愛らしい。主人公の忠告もむなしくキッチンを小麦粉だらけにしてしまったりするのも幼女だから許される。失敗しても可愛いで済む。それがつむぎちゃんの魅力なのだ。
また、現実を突きつけられた時の反応も面白くて、それを何回も見られるプールイベントは端的に言って神イベントだった。本当に毎度毎度「え…」という台詞と共に絶望顔を見せてくれるから面白い。
そして、無事に彼女と一か月過ごすことができると、パラメータに応じてエピローグが見られるわけだが、これがまた感動的。中でもテニスプレイヤーENDは実際に練習していたのもあって中々くるものがある。「お兄ちゃんのおかげ」だなんて、そんな台詞を向けられたら涙が出てしまうだろう。
バグはあるし、周回は意外と大変だったりもするが、それでもつむぎちゃんと過ごす時間だけは至福の時だったなと。こんな素敵な娘と会えてよかった。