物語自体は流れていくような中身のないものだが、ヒロイン目的でプレイした身としてはそこそこ良かったかなと思う。特にとあるシーンには大人の女性の魅力が存分に詰まっていて、自然と笑みが零れた。
ついにシリーズ五作目。前作と同様、眼鏡教師をヒロインに抜擢してきたのは個人的にかなり嬉しくて、容姿もかなり私好みだった。英語教師という設定だからか、日常会話に英語と日本語を混ぜてくるのは少しエセ感があって苦手だったが、面白キャラとして捉えるのであれば不快には感じないかなと。ぐいぐい来るあの感じもとても良い。
対する主人公はというとこれまたこのシリーズの主人公らしい思春期男子で、エッチな事ばかり考えている。勉強ができないことは勿論、野球もまだまだということで、どこに魅力があるのかわからないようなキャラクターだったがそんな未熟さを彼女は愛おしく感じたのだろう(馬鹿なクソガキにしか見えないが)。ヒロインが教師という点も含め、前作とかなり近いくっつき方だった。
二人が付き合うきっかけとなった初めてのシーンも桜子自身は否定していたが流れに身を任せるような形で、良いシーンだったとは言えないがまあこの二人らしい始まり方だったのかなと今は思う。彼女の「しちゃったものは仕方ない。」発言には笑ってしまった。
価格帯の事もあってシーン数は4つ(うち一つは口淫のみ)と少なく、ヒロイン目的で購入した身としては物足りなさが残ったが、シーン自体の質はそこそこ良かったかなと思う。特に口でしてもらうシーンはかなり気に入っていて、胸元の開き具合及び強調されたお尻、それから搾り取ろうと言わんばかりの目線。まさに三位一体だった。
チアガール姿もまあ悪くはないが、やはり女教師という点に惹かれたからだろうか、私としては普段の彼女の方が好きだった。にしてもよくあの立場、あの格好で応援にいけたものだ。
物語としては弱いし、シーン数も全然ない。なので満足とは言い切れないが、ヒロインの強みは充分出ていたかなと。ヒロインに期待していた身としてはまずまずといったところ。次のヒロインも容姿こそ普通だが女教師で、しかもだいぶ堅物そうな女性だったのでそこそこ楽しみにしている。