ド直球なタイトル名から繰り出される物語はまさにそのまま。物足りなさやちょっとした不満はあるものの、コンセプト自体は守っていたように思う。
『甘やかしたがりなお姉さんたちとドキドキおねショタサンドイッチ生活♡』ということでまず重要なのはショタが調子に乗らないかどうか。「ショタおね」ではなく「おねショタ」なのでそこはやはり守っていただかなければ。しばらくやって思った感想としては…うーんショタが普通にかわいい。
学生主人公なんかが冒頭で失禁し始めたら即ゲームを終了するまであるが、これだけちゃんとしたショタならばまあいいかなと。お風呂で洗ってもらっている時に緊張しまくりなあの感じも凄くショタらしくて良い。顔に似合わず巨根ということもなく安堵した。
また、想像していたよりも初夜までの経過が丁寧に描かれていて、手コキで果てるシーンこそあるが本番は√に突入した後、仲を深めてからようやくといったところ。挿入する際もいきなりお姉さんを押し倒したりしないで、お姉さんに導かれて童貞を捨てる点は非常に評価できる。疲れ果てて寝てる時の表情も良い感じだ。
表情というのは案外重要で、たまに「あれ、こいつ調子に乗り始めてないか?」と思うシーンでも主人公の表情は必至そのものだったので許容できるパターンも複数存在した。ショタらしい振る舞いとショタらしい表情。これが大切なのだ。
そんなわけでおねショタ描写についてはまあまあといったところなのだが、シーンがそこまで多くない点とヒロインが陥没な点が気になった。
シーンについてはやっぱり少ないのかなと。CG枚数がどうとかは普段そこまで気にしていないのだが、もう少し欲しかったなぁと。「サンドイッチ」と言っているにも関わらず、ハーレム√が一瞬で終わってしまうのは少し違和感を抱く。
そして陥没について、これは好みの問題だが私はあまり得意ではないのでヒロイン二人の作品ではやらないでほしかったかなと。スタッフ陣に陥没好きの方がいるならば仕方ないが、陥没だからこそのシーンというのもなかったので。陥没であることはそれだけで素晴らしいと言われたら返す言葉もないが。
尺もかなり短くて案外、日常シーンが多め。主にシーンについて、私以外にも多くの方が物足りなさを感じるのではないだろうか。