本作はあくまで本編の補完のようなもの。そのため、話の流れ自体はわかっているのだが...またしても大量の涙を流してしまった。この切なさは知っているからこそのものだ。また、それでいて本編から外れたことは一切しない。ああ、こういったところも丁寧に作ってあるのだなと、その美しさにまたしても心奪われてしまった。舞台裏は必見。
「ずっと追ってくれている人も…最近私たちを知ってくれた人も…
この作品に触れてくれた全ての人に祝福を送るわ。」
モルガーナの発したこの言葉は、彼女の姿をずっと見てきたからこそくるものがあった。
そして、この作品に対する感謝の気持ちにも包まれた。
──本当に巡り合えてよかった。