アハ、アハハ、アハハハハハハハ が耳に残って離れない。
購入価格:4480円(中古)
ピエロいいキャラしてますね。こういう絵に書いたような悪役は実に叩きがいがあって大好きです。しかも実際戦うとなればかなりの強ボス。これで燃えないわけがない。そういえばエスクード作品の悪役といえば、乙女恋心プリスターにもピリオドとかアベルとかいいキャラしたやついたなー。今作もぶっちゃけヒロインよりピエロの方が気に入ってます。
以下、項目別感想。
<シナリオ>
今年(おそらく)最も評価を下げたあの人が担当しているわけですが、なるほどエロシーンの薄さが目立ちますね。おそらく本人さんもあまり得意じゃないとおもってるんじゃなかろうか。
ただ、前半イチャイチャ、後半シリアスの棲み分けの上手さとか、熱い展開の入れ方とか実力の片鱗も見られる気がするので、エロをほかのライターに任せてみたら復活の余地はまだ残されてるんじゃないかなー、とか思ってみたり。まあ、ディレクターのアキさんがうまくコントロールした結果、偶然うまく書けただけの可能性も捨てきれませんが。
<キャラ>
ピエロ。以上。
だと本作の魅力が伝わらないと思うので女の子も書いときますか。個人的にはリリィ、七夕がよかったかな。リリィの告白シーンが全体を通して一番お気に入りのシーンです(決して俺がロリコンだからではありません)。
<原画>
爽夏先輩が個人的に微妙でしたが、文句をつけるほどのレベルではありません。
<音楽>
戦闘BGMのバリエーションがもうちょっとあったら尚良かったとは思いますが、普通に及第点かと。
<演出・システム>
クルくるを彷彿とさせる戦闘システムですが、戦闘中キャラの立ち位置がちょっとずつ動いて、それに合わせて背景が微妙に動いたりする点は凝ってるなぁ・・と。ただ必殺技含め、全体的に技の演出がショボかったかな。
<総評>
凛子の変態発言がなんかの伏線だと思っていた時期が私にもありました。まあなんだかんだいっても久しぶりにちゃんとクリアできたから、それなりに楽しめたんじゃないかな。
ちなみに攻略順は真姫→リリィ→七夕→爽夏→凛子。