個別シナリオの重さに差が激しく、前作のような雰囲気の統一感が無くなってしまった印象です。しかし萌えと笑い・声のチョイスはポイントを逃しておらずCGはレベルアップ、湊・なごみシナリオは前作から正当に進化&質・量ともに圧倒していて非常に楽しめました。
ミコトルートはプレイ順を後にするほどインパクトが大きくなりますね。
ある意味青丘のおまけ(柊花ルート)の進化で、蘊蓄好きな人にはたまらない出来でした(先述のように統一感が薄れる展開でもあるのですが、まあおまけですし)。
FDのように安直にエロに走らせるのでなく、次作に取り入れて一つの物語を持たせた点は評価します。
作風を確立できれば、次回作はもっと高い評価ができるものになりそうです。期待。