古典的名作であることは間違いない。またプレイする機会があればぜひ真夏にやりたい
正直DREAMは苦行だったが、SUMMERとAIRは純粋に面白かった。
とても泣けるというような前評判からハードルを上げすぎたせいか、号泣するようなことはなかったが、ポロポロ程度は泣いた。
今までkeyを食わず嫌いしていたけれど、なかなかいいものだった。
BGMも凄くいい。環境のせいで一周で途切れて、その度にセーブ＆ロードして再生させる事だけは不満だった。１０年以上前の作品だと思えば仕方ないのだけれど。
シナリオに関してはAIRの終盤～エンディングが暗示的すぎて困った。
ゴールしてなんか感動的なのはわかるけど、ゴール自体がSUMMERで提示されたすべての問題の解決に直接つながっていなかったと思う。
呪いはどうなった？ 奇跡か？ 観鈴の死と神奈の救済との関係は？
エンディング自体は、全てを明かさないからあの空気感が守られて終わっていく感じだったので、それが最適解だったのかもしれない。
しかし初見では頭の中がハテナで埋め尽くされて、感動が半減してしまった。
最後に惜しむべきことに、このthe真夏といったゲームを冬にこたつに入りながらプレイしてしまった。
そのせいか、微妙に夏である感じが伝わってこなかった。
やはり季節ものは旬があるので、それは外さないほうがいいと思う。