学園編は最高だった。
学園編はコメディチックな成長ストーリーで、そこに選挙(?)バトルが挟まることで没入感をもってプレイできた。学園編はキャラが立っててプレイするのが楽しかった印象。
それが宇宙編になると選挙要素が消え失せて若干シリアスになり、メインキャラクター以外も掘り下げていたのにそれを捨てて新天地へ向かうので、食べかけの皿をいきなり下げられたような気分になった。とはいえコメディチックな成長ストーリーという方向性は変わっていないので楽しめた。
ダンジョン探索はそれはそれで面白いが、本編と話がほとんど独立しているのに両方同時に進めることを強いられるので、盛り上がりがぶつ切りになっていてもったいないと思った。
それと完結編があれでよかったのかということが疑問。学園編での仲間を集めて戦うという筋書きなのに実際に敵性宇宙と戦うのは論説部だけだし、なんか宇宙を生身で動き回るし、カラレスは豹変してるし、弓果は生きてる(しかも若い)。釈然としなかったが、EDに僕達の物語が流れ始めたらなんだか些細な問題に思えてきた。
まあちょっとした愚痴を言いたくなるくらいにはいいゲームだった。