素材は悪くないけど、期待したものとは違った。絵買いはオススメしない。
前作に続き、絵が非常に可愛くてエロい。まず見た目（コスチューム）から痴女っぽさを演出していったのは非常に良いと思う。ただ、個人的にゲームそのものについては期待外れ。
シナリオについて、初めに魔女に言いがかりをつけられるのはタイトル通りであるから良いにしても、展開のさせかたがあまりにも急すぎる。なぜ主人公が倒れたのか、貴穂はどんな魔法を使ったのか、そもそもその導入は必要だったのか。もう少しうまいやり方があったんじゃないだろうかと思う。あと、魔女という設定がほとんど生きていない。タイトルだけで空回りしている感じ。
シチュについて、かなり人を選ぶシチュが多い。ビッチの魔女にぬるぬるのグチョグチョになるまで犯されるシチュなのかと思いきや、主人公のオッサン（中年）化、貴穂のオッサンNTR、ペニパンで犯されるなどといったシチュばかり。オッサンがどの濡れ場にも出張してくるせいで、正直萎え気味だった。女の子よりも、主人公の喘いでいる場面の方が多かったんじゃなかろうか。電車内の公開セックスのシーンは良かったと思う。重なる部分も多いけど、痴女なのと淫乱なのとは異なるものだと思う。
濡れ場のCGについて、自分としてはもっと汁っぽさがほしかった。全体的にCGがシチュに対して綺麗すぎる。個人的には汗とか汁とかが足りない。エロい絵を描かれる絵師なだけにもったいない。仕上げの段階でどうにでもなったのではないだろうか。
演出について、BGMや効果音等、前作からそのまま使い回ししたものが多い。また、濡れ場でやたらズームアウトを繰り返すのは正直うっとうしかった。ほどほどにズームするのは良いが、さすがに多すぎる。見るところは自分で選ぶから。
総評。M向けのシチュ多めだったが、コレジャナイ感が拭い去れない。オネショタを期待しすぎると肩透かしを食らう（というか、主人公の性格がショタっぽくなくて、量産型エロゲの主人公という感じ）。オッサンとかNTRが平気で、ショタが女の子にいじめられてるのを見るのが好きな人にはいいのではないかと。