今回は惨劇はありませんでしたが登場人物の黒さはやっぱりちょこちょこ垣間見える。
相変わらず操作するのに困難が付きまとう主人公伊藤誠。非常に流されやすい我らの主人公は
次から次と襲い掛かってくる?ヒロイン達にもうこれでもかというくらい流されていきます。本当に。
そのヒロイン達は誠を手に入れるために色々策を巡ら、いや努力をするんで見てて頑張るなぁという印象でした。
アニメーションはあまり動いてない印象ですが慣れると気にしなくなりますね。
今作はパッケージの刹那、踊子、言葉がメインといっていいでしょう。
踊子は進め方によってはメイン中のメインである刹那さえ抑え誠とくっつく展開もあり大活躍です。
娘は陰湿な部分だけ目だっていいとこなしでしたが。
言葉は相変わらず思考が我田引水してて危険な要素がありましたが刹那との相性のおかげか
割と軟着陸。せっかくの日本刀が・・・とは言わないでおきましょう。
刹那は真面目な性格でありながら突っ込みが鋭いというのが魅力だったと思うんですがデレてからは
魅力減のような・・・いい子ですけどね。
途中桂姉妹、刹那と祭りにいくか加藤姉妹と祭りを手伝うかどっちかに大きく分岐しますが
乙女好きにとってはようやく目だった出番がきて喜ぶところ、ですが女子を誠に近づけないために色々工作・・・
いやぁそんな労力使うより素直に誠にアタックしちゃおうよ。そんなヘタレなところもかわいいんですが。
妹の可憐といいコンビでした。両方とも抜けてるとこがあってグッド。
さて今作で一番印象深かったのは踊子ですね。年の割りにエロかわいい。恋に全力で回り見えなくなっているようで
しっかりと落ち着いた大人の魅力もある。舞、瞬を通じてシリーズの繋がりを感じれたところもいい。
世界の家から出て行こうとする誠に気づいて勘違いから喜んで抱きつくとこなんて本当にかわいい。
エンディング曲は2曲ともいいですね。
今作は修羅場でもほのぼのでもない適度な緊張感が味わえてよかった。
それにしても誠は踊子と姉弟だったり刹那と多分世界とも叔父、姪の関係というのが面白い。