忘れられない夏になりました
ATRIとは別ジャンルであることを大前提にしてプレイした結果とても楽しむことができました。
二転三転するストーリー、テンポの良い掛け合いなど中だるみを一切感じさせない構成になっていたのもとても満足感が高かったです。
このあたりはロープライス、一本道のストーリーならではなのかなと思います。
Hシーンは基本的に飛ばす人間なので全年齢作品でそこがなかったのも良ポイント。
ファンタジー要素が強く、人を選ぶ作品なのは間違いありませんが刺さる人にはとことん刺さる作品なのではと感じています。
以下主要キャラクターの印象
・ギンカ
かわいい。教育番組でダンスしている姿は何度見ても良かったですね。
はいすぺ、ふんす!といったATRIプレイ済みだとニヤニヤ出来る点があるのもポイント高いですね。
・銀花
かわいい。最終的に流星と結ばれてよかったなと。
流星、ギンカと過ごすことで芽生える新しい気持ち、それがあるからギンカを受け入れず拒絶するシーンも
凄くしっくりきました。
終盤の銀花の夢ループで神様との取引を反故しないよう何度もやり直し、疲弊していく姿は見てて辛いシーンでした。(特に神隠しの日に戻り流星と話そうとした瞬間)
自身の呪いの件も含めどう着地するか読めませんでしたが、神様とハナちゃんの粋な計らいでなんとかなり~といった感じで、解決策に関しては色々言われていそうですが私は報われてよかったなと思います。
ギンカと分かれることなく一緒になれたのもいい落としどころだったのではないかなと。
夏祭りの告白シーンのスチル良すぎました。。。
二人の形代がなくなっている→願いは叶うとなるのも好きな展開でした。
・ひまわり
あい!
・リン姉
自身を島に縛り付けている祖母から逃げたいという気持ちとその勇気が出ない気持ちで板挟みになっている
キャラだったなと。
誰でも抱えそうな気持であり何気に一番感情移入できたキャラでした。
最終的には免許取得のため念願の本土へいけたうえで、旧友が来るのを楽しみにしているシーンが印象的でした。
・草二
ギンカと銀花を失った流星への励ましのシーン、うるっときました。
男キャラの友情シーンにとことん弱い。。。(笑)
誰に対しても真面目にぶつかっていけるのも草二の大きな魅力でしたね。
・なずな先生
超強い系お姉さん。先生自身が呪いになった際、あっクライマックス入ったかと思いましたね。
まさかそこからクリアまで8時間かかるとは。。。(笑)
お家の事情があったとはいえ、間接的に流星を殺すことになったことに対し、現世で何とか罪滅ぼし
しようと警護しているシーンは辛いものがありました。
本編でも言及がありましたが、何か(今回だと流星の死)に対して直接関係がなかったとしても負い目を感じてしまう、責任を感じてしまうのが人間なんだなと改めて感じましたね。
長々と書きましたがとてもいい作品に巡り合えました。
次回作にも期待しつつ待ちたいなと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。