テーマは介護。美少女にエッチな介護をしよう。
基本CG:20
シーン:12
主人公はある日クラスメイトcv花澤さくら(なんと幼馴染ではない)にオナニーを見られてしまい、
そのショックでヒロインがADS(主人公くんのこと大好きちゅっちゅいつでも中出ししてください症候群)に罹患してしまう…
というどうだこれが低価格抜きゲーだと言わんばかりの設定で始まる。
まぁなんかライトな抜きゲーバカゲーにしたっていいような設定なんだけど予想に反して重い話。
そして重い話にした意味がよくわからない。
なんか「こいつは病気で俺のことを好きになっただけなんだ…!!」みたいな葛藤を始めちゃうんだよね。
普通に対人関係ができて普通に恋愛してきた普通の人だったら「突然自分のことを好きになる病気になった人」とかと
恋愛をするのは怖かったり葛藤したりすると思うんだけど、
主人公は学園でエロゲを起動してオナニーするほどのエロゲーマーで童貞で若くてオタクでいらっしゃるわけだから、
巨乳の同級生が急にグイグイこようものなら考えうるありとあらゆるシチュエーションでハメ倒すんじゃないかと思うわけですよね。
あまつさえ前からちょっと好きだったみたいな描写もいれてくるし。
なので主人公の葛藤はかなり不自然に感じられ、「わけわからんこと考えんとええからはよハメえや」としか思えなかった。
お前なんで悩んでんの?
でもちょっとADS罹患以降の恵利は確かに不気味な感じもあるんですよね。
ずっと催眠にかかったような、正気の人じゃないような雰囲気を出しながら主人公につきまとってくる。
花澤さくらさんが気を利かせて「病気に罹った人」のニュアンスで演じているからかもしれないんだけど、
主人公が恵利をかんたんに受け入れないような説得力は多少あったように思います。
ウジウジわけわからん葛藤するフェイズが終わったら今すぐ中出ししてくれないと収まらない発情発作を収めるためのセックス連打が始まる。
これがさー、病気の人とは恋愛したくないんですみたいな主人公にしちゃったから
ほぼすべてのセックスが恋愛の一環じゃなくて介護になっとるわけよ。
街中で発情した彼女を落ち着かせるために「しかたなく」「介護として」セックスするわけ。
エロいんだけど、これでいいのか?と思わなくもないよね。
「病んでる美少女と恋愛しよう」と「病んでる美少女を介護しよう」は似て非なるプレイ感なわけだけど、
ちゃんと計算してそうしてるかずいぶん怪しい。
ひらたく言ったら「中途半端なシリアス展開いらなかった」ってことになると思うんだけど、
そもそもシリアスありきみたいな感じだからどうしようもなかったかな。
細かいことだと、病名がADSで患者の総称がLSGというふうに
アルファベット3文字の略称を別々に使っているわけだが分けてる意味がよくわからなかった。
「ADS」「ADS患者」もしくは「LSG」「LSG患者」でいいと思う。
でもまぁなんかエロかったし低価格なのでこのくらいの点数はつくと思います。
露出プレイが多いのは特徴やね。