タイトルやパッケージ絵からは学園物ともテニス部の話ともわからないがこれでいいんだろうかと余計な心配をしてしまう。 最大のウリであるおっぱいさえ写ってればいいのかな。アニメーションのあるシーンも多く柔らかそうなおっぱいがぶるんぶるんのぶるんぶるんで良かった。 ちなみに「ひまり」は「ヒマリ」ではない。
■CG数
彩萌(ピンク):21枚+差分 動画付きは7枚 回想枠12
玲(青):21枚+差分 動画付きは7枚 回想枠12
リオ(黄色):9枚+差分 動画付きは4枚 回想枠6
その他ハーレムが4枠
黄色だけ少ないので目当ての人は注意。
設定的にはすでに開発完了している教え子なので、ということなのだろうが
もうちょっとあってもよかったよね。
■感想
初かぐや。なぜなら「姉」が嫌いだから。
かぐやは一生縁がないだろうと思ってたが、パッケージに妙に惹かれて衝動買いである。
結果としては相当よかった。
CGがエロい。おっぱいがメインテーマだけどお尻もよかったと思う。
emoteは発展途上でややカクつくが、「巨乳を動かそう!それでこそ巨乳だろう!」というのは正しいクリエイタースピリッツであるから、
絶えず研鑽を積んでほしい。
セックスが盛り上がってくるとemoteの再生速度が早くなるのだが、そっちはヌルヌル動いてた。
ボリュームのあるおっぱいがたっぷんたっぷんのたっぷんたっぷんで良いです。
主人公の桐生先生は世界的に有名なアクメティシャン()。
元男子プロでもあり、アクメティックマッサージ()のみならず技術面でも世界中の女子テニスプレイヤーを指導してきた仕事人。
ここがちょっと意外で、購入前のイメージでは、マッサージ物のAVみたいに下心あるオッサンが話術で言いくるめてエッチしちゃう話かと思ってたんだけど、
桐生先生はものすごく冷静で真面目。
アクメティシャンとか名乗るから、「んほぉ~ッ♥巨乳美少女のエッチッチおっぱい好き放題弄くり倒しちゃうもんねーッ♪」みたいなのだと思ってたけどそういうのじゃない(笑)
巨乳の生徒がマッサージのために脱いでも感動薄め。
「巨乳をスポブラで押さえつけているから肩周りに負担がかかり、周辺の血流が悪くなっている」とか言い出して真面目におっぱいを揉み始める。ウケる。
パイズリのシーンとかどういう論拠でやるのかと思ってたら「ペニスの熱を使って筋肉をほぐしていく」とか言い出してゲラゲラ笑えた
桐生先生はアクメティシャンだがテニス部のコーチでもあるので、テニスの練習と称して抜きゲっぽい特訓をするシーンも多い。
ダブルスの練習のために玲(青)リオ(黄色)の二人にシンクロナイズドスイミングの特訓をさせる下りがあるのだが、
成果を試す最終テストで「お前達二人にパイズリをしてもらう」とか何の脈絡もなく言い出して楽しかった。
主人公が変人なので楽しく読める。
あくまで処置としてエッチなマッサージをするのであって、下心があってやってると思われてはいけない、とのことで
桐生先生は勃起のON/OFFを自由に切り替える能力を体得しておられる。心底羨ましい能力である。
序盤はまだ生徒も桐生先生を信用してないのだが、さんざん体をまさぐり散らかしたあとにちんちんを触らせて「勃起してないだろう?」と安心させるのであった。
自分はヒロインが主人公に惚れる理由がなくても気にしないほうで、
むしろ「カッコいい自己犠牲をしました」「気の利いたこと言いました」→惚れる みたいなアリバイみたいな「惚れた理由説明シーン」を挟むことこそどうなの?って思うほうなのだが
本作はヒロインが主人公を信用していく理由が桐生先生の仕事の腕前に関することなので、ファンタジー設定ながら逆に違和感なかった。
なんか生徒にエロいことしてたらしいから警戒してたけど、「マッサージを受けたら実際体が軽くなった」「試合にも勝てた」から心を許す、というのは心の動きとして説得力あると思う。心と体は連動しているからね。
気持ちよくさせられ続けてたから情が移ったというのも逆にリアルだと思う。そういうもんだろう男女の仲なんて。
桐生先生のほうも生徒に情が移ると自在にON/OFFできるはずの勃起が収まらなくなり、生徒はそれを心底喜ぶのである。いい話じゃないですか。純愛だよね。
あくまでコーチと生徒としてビジネスライクに接していた桐生先生が、なんかいきなり全然マッサージと関係なくキスしちゃったりして、生徒もギャップにドキドキしたりして、
結構良い恋愛をしていたのではないか。
彩萌:はわっ!?はわわー担当。みたかりんがやや癖のある演技をするので
感情表現豊かで日常シーンでも平板にならず面白かった。
制服のセーターに対する虐待のような巨乳立ち絵がお気に入り。
彼女だけ他の二人とやや違った展開になり、そのためルート後半は受け身ではなく
積極的に桐生先生をイカせにかかるシーンが増える。
玲:真面目でツンデレ担当。ちんこを「ちんちん」と呼ぶ特殊なキャラ。
ヒマリではなくひまりが声をあてている。
特訓で一番SMっぽいことをされていた。
リオ:明るいハーフ担当。先生とのエッチが忘れられずアメリカから追ってきた。
金髪ハーフ巨乳だが、彩萌も大概デカいので
他キャラに対するおっぱいアドバンテージはそれほどない。
既に先生を信頼した状態でお話がスタートするからかシーンが少ない。
過去編とかちらっとあればよかったとも思う。
注文もいくつか。
ちんこだけ浮遊するHCGが一箇所だけあるが、やってほしくなかった。ここは人それぞれだと思うが自分は違和感あって怖いほう。
これからemoteにも力を入れていくならなおさら良くないと思う。
抜きゲーメーカーとしてはemoteは気合い入れて練度高めていってほしい。
これからのエロゲ業界でサバイブするにはそこにかかっていると思う。
H+O先生はぜひ継続して起用していってほしい。シナリオの七歌さんもよかった。
かぐやは初めてだがBGMはオリジナルで作っていたんだろうか。「晴れ晴れ」「アクメティック」とか良かった。
姉もの以外ならかぐやもアリだなと思えました。