成長していく主人公と貫き通す主人公
序盤の掴みから始まり、最初の5人のルート選択はぐだるかもしれないがそれ以降は止まらない
システム面はバックログジャンプがないのが2015年のゲームとしてはかなり致命的
それと基本的に区切りがいいタイミングが着やすく、シーンジャンプで再開する為セーブは不要だがセーブを途中でしようと思うとしにくい。
また、オートモード中にクリックやEnterで解除されてしまうのも個人的には残念だった。
OPを挟むタイミング、BGM変更のタイミング BGMの内容もとても良かった。
立ち絵は綺麗だが会話の最初に表情がかわるだけの為、表情差分を会話中に頻繁にかわっていたらもっとよかったと思える。だがすごく良い というレベルではいのに反して、CGに関してはトップクラスの綺麗さ。
表情差分も多く、枚数も不満がないレベル。魔法の使用ということであり、武器をもたないセンリの枚数が少なく、もう少し欲しいと思ってしまったが満足できるレベル。
陽斗のCG枚数はとても多くとても良かった。
エフェクトも素晴らしく、アニメーションではないはずなのにBGMと合わさりとても臨場感がある演出がされていて素晴らしかった。
キャラクターとシナリオはどうしても主人公同士を比べてしまう為、相対的に陽斗の株が下がってしまうが陽斗も他のゲームと比べても王道ではあるが王道な故に良いと言わざる得ない。
最近は「一人で突っ走る主人公」「悪意を理解しない主人公」というのはあまりウケがよくないと思っているが、最初はそうであるがゆえに陽斗が1年後、そして最後に至るまでの成長過程が良い。
あさひも陽斗と同じく最近ではあまりウケがいいヒロインとは思えないが、不幸な環境であるからこその試練といい我武者羅に頑張る姿に心打たれる。そして相方が陽斗であるからこそあさひがここまで映えるまさにお似合いの主人公とヒロインだと思う。
凛久はCVの青葉りんごさんの声がとてもマッチしており、性格も極端ではなく、キャラクターとして悪い点を見つけるほうが難しいのではないか?というレベルに完成されたキャラ。
芯が強いキャラではあるが、ヒロインとしての塩梅のいい弱さがある
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