3作目というより初代からの派生という印象。2がおバカ方面への特化とすれば、3は嗜虐方面へ枝を伸ばしています。露骨な画像こそありませんが、心身ともに痛いのがダメな人はご注意を。
今回の被験者は悪の組織所属。ボスの仇をとるためヒーローを腑抜けにするフェロモンを
めざして人体改造です。最初の質問からフロー形式のシーン回想、乳尻クリの3ルートに
大別といったあたりは旧作と同様。シーンやED数が減りシンプルになっていますが、強引に
エンディングをひねり出していた感もありましたし、量はこのぐらいでいいかも。
冒頭でも述べましたが、今回は痛々しいシチュやシーンがかなり多めに盛り込まれており、
一方で女体狂乱2のようなおバカなノリはかなり薄れています。漬け物やスクリューのような
バカとインパクトに期待して購入すると酷い目に合う可能性が。逆にいえば2のノリがダメで
初代の痛々しいシチュが好みだった方には本作はオススメしたいところ。
もう一つのウリ(?)である声優さんのぶっ飛んだ演技ですが、こちらは今回も健在。
相変わらずな勢いで安心しました。差異を上げるとすれば、セリフのテンポがやや遅く
勢いが落ちた一方で、咆哮やアヘ声が更にパワーアップした印象です。
(2の声優さんが好みで贔屓入ってしまうので、この辺は他の感想を参考にしてください。)
以下、ネタバレ込みの感想。比較のため旧作のネタバレも含みます。
初代にあった『痛覚淫化』が復活。乳首伸ばしこそありませんが、万力や炙りはあるので
見た目がかなり痛い。更に今回は『体再生化』へと発展。グラにこそ気を使っていますが
切断系シチュあります。あとは出産妊娠産卵といわゆるボテ系シチュが多めに。乳尻や
クリが中心だった旧作とは随分と方向性が異なります。
もう一つの差異がヒロインの心理。恋人の救命や爆弾解除など、前作までは自分の意思で
改造を志願していました。しかし今回は悪の組織に忠誠を誓うヒロイン。危ないところを
ボスに助けられた過去を持っているそうでハイどう見ても洗脳ですね。
ということでルート次第では魔改造された後に記憶を取り戻すシチュあり。心の方にも
痛々しいシーンがあります。他にも『痛覚淫化』から派生する『ドM化』も悲壮感が
ありますね。こっちは心も体も結構痛い。切断シチュも含めごちそうさまなシチュばかりで、
いずれも楽しむことができました。
あとはモブ娘が射精直後に即妊娠する『精子肥大化』や、男の性欲に翻弄される『巨睾丸化』
あたりはおいしゅうございました。クリ肥大や竿だけつくよりも、ふぐりがついて性欲に
負けるシチュがたまらない。そこから種付けシチュが今回一番の大当たりでした。前作も
ですが、ふぐりが付くだけでなく付いた結果を書いてくれているのが嬉しいですね。
ということで総じて楽しめた本作ですが、前作に比して点数が低めなのは声優さんやシチュなど、
完全に私の好みによるところ。クオリティは負けず劣らずです。初代プレイ後におバカ展開を
見たい人は2を、ボテや嗜虐を見たい方は3をと嗜好に合わせ選ぶのが良いかと思われます。