シリアスボケエロのバランスとテンポが神
宿星のガールフレンドシリーズの3作目にして現状最終作。
1年で全シリーズやりきってくれてスタッフさんありがとうありがとう…。
今回も何だかんだ先が読めないシナリオ、合間合間のしつこくないボケ、イチャイチャエロ多めと低価格の割にしっかり作られていて安心満足。
最終作である今作は、登場キャラ全員に見せ場を用意していたり少し掘り下げたりとファンサービス的要素も多く、シリーズを追っていた側を喜ばせてくれる部分が多いのも嬉しいところ。
夕里マーヤのベジット化とか鹿子とめっちゃ仲いいペトラとか裏方で働きまくった先生とか。
空気なサブキャラを出さずにメインを一番可愛く作るのって結構すごい。(サブナクさんちょっと扱い酷かったけど)
ただこのシリーズで一番の功労者は間違いなく主人公。
毎度最初の方は巻き込まれ系主人公ではあるが、決める時は決めるし器大きいしでシリアス部分でプレイヤー側にストレスを与えないところが最高。
1と2はラスボス倒すのに一役買ったり、今シリーズだと魔神になっても一切怯まず愛してたり、強調はされないがイケメンムーブが多いと思う。
そっちでストレスが無いからボケも邪魔に感じず素直に笑えるようにできてるのかもしれない。
このシリーズの欠点は低価格な分短いというだけなので今後またFDというかサブキャラ編でもいいから続きが欲しい。