主人公が救いようのないクズであることに耐えられれば良作。ただ、生理直後のおまんこをクンニするとかヤバい。もう汚さを想像しただけでおちんちんがフニャフニャになっちゃう。おまんこは腐ったチーズの匂いがするというのはもうわかったから何度も書かないでくれ。
俺ナプの時はライバルキャラがいて、そいつらがヒロインや主人公に害を与えていたというのに、今作は主人公が害悪キャラになってしまっている。結局最後は主人公とヒロインが結ばれるので、ある意味完璧なNTLモノと言える。レイは未亡人だからいいとしても、他のヒロインの彼氏のことを思うと泣けてくる。
個別ルート雑感
●カナ&リコルート
主人公がゴミクズすぎる。
何かと言い訳をつけて騙してまで生で中田氏セックスをしておいて、妊娠したら全く責任を取る気がないとか酷過ぎる。
他ルートと比べてもコンドーム穴開け事件は酷過ぎる。
最後の最後で改心し、コンドームに穴をあけていたこと、わざと中田氏をしていたことを告白し、子供を育てることに協力しようとするが、そんなので騙されませんよプレイヤーは。
映画版ジャイアンがいくら良いヤツだからと言って、アニメ版で理不尽に暴力をふるっていた事実は消えない。
全ての歯車が狂ったのは間違いなく主人公のせいなのだから。
節目節目であたかもリコやカナが自分で道を選択したかのように仕向けているのも印象が悪い。
枕営業とか、普通のプロデューサーなら止める。
しかもヒロインはまだ生理がきたばっかりの子供だというのに。
リコに親に従えと説教するくせに、大人である自分は責任を持ってリコやカナを守ることをしない。
本当にクズだと思う。
俺ナプのライバルキャラよりタチが悪い。
●レイ&すずルート
このルートはまあ許せるかも。
リコ&カナルートとは違って、レイもすずも主人公のことが好きだから。
すずとの初体験セックスがレイプ気味だったのはしんどかったけど…
ただ、ラストの「みんなで家族になろう」は笑ってしまった。
あまりにも血縁関係複雑すぎるでしょ。
オーバーフロー作品かよ。
●ふに子&きららルート
このルートはセックスするまでは主人公もまともだったんだけど…
いざセックスするとなったら案の定、生挿入膣内射精こだわりマンになってしまった…
いや、まあオムツを替えて下さいとか頼むふに子も悪いけど。
ふに子もきららも性に関する知識が他ルートのヒロインより乏しくてなんだかなあという感じ。生理が来ている女の子の貞操観念じゃないでしょ。何がおまじないだよ。自分からまんこ舐めさせるとかどう考えても池沼でしかない。
他ルートは主人公の方から「消毒しようか?」と言っていたからまだしも、このルートはちょっと…
それとどうでもいいけど、裸の写真をネットに流出させた監督アホすぎでは?
バレたときのリスクを考えると、普通に映画を作って儲けた方が得策だと誰でもわかるでしょ…
●まとめ
主人公ゲー。
一番クズなところは、ヒロインに「枕営業の本番では生中出しだから」的なことを言って、「中で出してもいいんだよね?」とヒロインに確認し、承諾を得た形に持って行ってから中田氏をして、「お前が中で出してもいいって言ったから出したんだぞ」的な態度でいること。これは胸糞悪かった。
なんでこいつはこんなに中田氏にこだわるのだろうと考えてみた。
実は家族が欲しかったのではないだろうか?
「日記」の最後で姉に「大事な人でも見つけなよ」と言われていたが、そのことが深層心理に刻み込まれているのではないか?
中で出せば、その女とも繋がれるし、子供が出来れば離れがたい関係…家族になれる。ずっと孤独に生きてきた主人公は寂しかったのではないだろうか。
そして、ずっと孤独に生きてきたからこそ、幸せが怖い。
幸せを知り、それが壊れることが怖い。
だからヒロインが身籠った時、中絶を勧める。
最後には急に手のひらを返したように覚悟を決めて、ヒロインと一緒に子供を育てていく決断をするわけだけれども、心の奥底ではずっと誰かと一緒に生きていくことを望んでいたわけで、考えが急に変わったわけではないのである。
こう考えると主人公の一連の基地外行動も一応の説明がつく。
決して擁護しているわけではないが、本人たちは幸せそうなので良しとしよう。