本格ミステリ・・・とは少し違うがかなり楽しめるシナリオのゲーム
本格的な推理物を期待していると物足りなさを感じる人もいるかもしれない
ただ中途半端な能力を活かして犯人を特定していくという設定は個人的には新鮮だったし読み応えもあった
伏線もキレイに回収しきってよくまとまってもいたのでかなり満足
ゲーム内容としては犯人を特定していくまでや後半にあった暗号など、自分には丁度いい難易度のものだったのでいい感じに楽しめた
主人公は人間不信な部分も含めて好きになれる性格だったし、同じ行動班のメンバーもホントに良い奴ばかりでグループ内の掛け合いは読んでて凄く気持ちの良いテキストだったと思う
Hシーンはエロゲによくあるヒロインのセリフで状況を解説しちゃうものではなく、心の声という形で表現することによってリアルっぽくなってるのもプラスポイントだった
まあ原画と塗りの組み合わせを考えるともっとシーン数を増やして欲しいと思う人もいたとは思うが・・・
年末に出るということで2016年最後の一番期待の作品だったのだが、期待に答えてくれるだけのモノではあった
DMMのブラウザゲーを出すためのブランドとのことだったが、パケ作品以外は特に興味ないので次回作も普通に期待したい(TRUEの続きも見たいしFDとか続編出してくれてもいいのよ)