苦手なジャンルのラノベっぽいと思っていたが...
異世界転生?バトル物という点で敬遠していたものの、好きな絵師さんであった事と、GWセールを機に購入。
シナリオ、構成、キャラクター等およそ評価すべきすべての点において水準以上だった。
他作品を引き合いに出して申し訳ないが、3rd Eye作品やDiesシリーズは寒気しかしなかった私でも、
読みやすいテキストで物語にぐいぐい引き込まれた。
壁ドンはともかく、ナデポ?等サムいネタはあったものの、くどさはなく、パロディも気にならないレベル。
絶望的な状況でも環境に順応し、前向きに人間関係を構築していく姿や、
過去(未来)を変えるために自分を犠牲にしてでも立ち向かおうとする強い主人公は格好良かった。
大分前にプレイしたHHGに似たような感じかな?(的外れだったら申し訳ない)
このブランドの今後に期待せずにはいられない、そんな作品だった。