短い。けど濃密。
いわゆる麻枝さん作品から入った鍵信者だったのですが、planetarianだけは何故かやっていなかったので今回HDエディションが出たと言うことで購入。
序盤はややタルい会話がありましたが、中盤以降はかなり夢中になって読めました。
主人公はゆめみを通して、自分が置かれている境遇に疑問を感じてしまったんだろうなぁ。
「厄介なのはロボットに会っちまうことだ」とのおっさんの言葉は、この作品内の現実を顧みると至極その通りだなぁと。
ラストの展開は予想できてしまったからこそ余計に辛い。
ただハッピーエンドで終わらせてしまうと作品全体の雰囲気を壊してしまう。そんな作品だった気がします。
プラネタリウムはいかがでしょう?
どんな時も決して褪せることのない、美しい無窮のきらめき
満点の星々が、みなさまをお待ちしております。
プラネタリウムはいかがでしょう?・・・
ゆめみさんに幸あれ。