中本氏のテキストが堪能できる一本。但し、ここまで濃いと受け付けぬ輩も少なからず居る。声優さんのがんばりに敬意を表し＋１０。(2007/01/14追記)
個々のヒロインと結ばれるまで丁寧に書いているのでどうしても冗長感は否めない。
特に義妹とは２段階で書いているため、他のヒロインに比べ余計に冗長に思える。
また、主人公やキツネの物言いが持って回したものであるが故、理解に時間がかかる。
個人的にこういった言葉遊びは好きなので好意的に受け取るのだが、人によっては
ふざけた文章としか思えないのかもしれない。
『ている・ている』の様に浮き世から外れた世界観だった方が違和感が少なかったと思える。
この作品で特に評価したいのは声だ。キツネは言うに及ばず、殆どの声を
聞いてプレイした。普段なら、声の半分は飛ばすぐらいのスピードでクリアしているのだが。
しかし、慣れない物言いとかに苦労されたのだろうな。
絵のこと。一枚絵で原画ベースでちと問題な絵が多い気がする。
追記
システムの動作に違和感がある。
ノーパソ＋トラックボールという当方の環境のせいかもしれないが、
バックログが使いにくい。直前のものは良いが、10クリック前とかは
戻りづらかった。