前2作とは設定が違う所為で違和感を感じるかもしれません。
オリジナルと2作目と違い、主人公(視点)はほぼ一人。
非日常でのパニック系ではなく、日常が犯されていくサスペンス風。
主人公は二枚目ヘタレ。
シナリオは整合性や展開面から見て問題なし。きれいにまとまっている。
他の作品では省略されがちだった日常の風景を入れていることは好感が持てた。
また、他の作品ではバッドエンド以外は一本道であったルートが
ヒロイン毎に分岐している点は評価できる。
ただ、他の作品に比べてインパクトが薄くなっているのも事実だ。
日常の中に置いてあることで、陵辱そのものがソフトな傾向が見える。
また、主人公が陵辱する側に立っているので女の子を守れないやるせなさを
感じることがない。
メインヒロインが既に陵辱されている所為で処女を散らされるシーンが無く、
他のヒロインも嫌がって無理矢理ではなく、条件を付けての和姦に近いので
陵辱されている感が少なかった。
エッチシーンは尺は短いモノも含まれているが、普通ぐらいの長さ。