やはり着衣エロはオーガスト。本編で好感触だったのならば買って損なし。
大図書館の羊飼いという作品はとにかく雰囲気が良いので
これに同意できるのならば今作はその雰囲気を味わうのに特化した内容なので堪能できるでしょう。
また、サブヒロインだった多岐川さんやしっぽデイズののぞみ、朔夜が攻略可能となっている点もポイントが高い。
新絵師の評判はしっぽデイズで認められているが、エロシーンのCGも良い。
けよりなMCのように各ヒロインのアフターを冒頭で選択してシナリオが進行する形である。
各話は非常に短くはあるが、それはサクサク進めるし、読後の爽快感もあったりでおおむね好印象であった。
アフターなので筧くんとヒロインがイチャイチャするのだが、この具合が絶妙でプレイヤー側が鬱陶しさを感じたりイライラしたりということがないさじ加減でよい。
ただ、「真夏のバトルロワイヤル」というシナリオに関しては冗長(オチがみえみえなだけに)であって全体のテンポを悪くしていたのが残念だった。
BGMは本編のものだが、BGMの大切さを再認識したと供にActivePlanetsのセンスの良さが際立つ。
立ち絵を一枚絵のように見せる技法はこのFDでもふんだんに使用されており視覚的にも楽しめる。
システム周りは相変わらず快適だし細かな設定が可能。
多岐川さんが最高でした。