前作よりもホラー描写強め
前作のなないろリンカネーションはギャグ方面が強めにでており、ホラー描写は犯人を追い詰める時に少しある程度でしたが、今作はギャグ方面を残しつつホラー描写もしっかりしており、バランスよく仕上がっていると思います。
選択肢による分岐が非常に多いですが、フローチャート機能でどのように分岐したのかはすぐに分かるようになっており、さらにアップデートでナビゲーションモードを利用すればどこで誰の分岐が行われているのかが分かるようになるため、分岐の面で困ることは無いのかなと思います。
ルートによっては前作の主人公と鬼達が助っ人ポジションで登場し、真が成長している様子も見ることが出来ます。
不満点を挙げるとすればやはり三人組がお咎め無しで終わるところでしょうか、トゥルールートでは朱子と望が悪霊になった経緯が語られ、最後は救われて二人で地獄へ向かいましたが、三人組に対するお咎めがないためいまいちしっくり来ませんでした。