ILLUSIONが贈る、ロマンティック・インタラクティブ・スペースオペラ(違) 女の子は魅力的だけれど、それを活かしきれていないという印象が拭えないなぁ。魅せ方をもう少し考えていれば・・・と思っちゃうね。
”ゲームやめます!”
とまぁこの作品で大々的に宣言しておきながら、
今もしっかりとゲームの制作を続けてらっしゃるイリュージョンのスタッフの皆さんに感謝。
(このネタも時間が経てば???という話に風化してしまうのでしょうね・・・)
この作品はタイトルからも分かるとおり映画のように視覚的に楽しめる作品を目指していたようです。
企画倒れの印象が拭えないんですけどね~。
ところどころに戦闘・移動パートがありますが、ほぼ作業。
近年の作品同様、全体的に企画モノのAVに近く、プレイヤーが物語に介入する余地はほとんどありません。
まぁ、じゃあこの作品の価値はどこに見出すのかって?おそらくHシーンの実用性でしょうね。
ところが、その点において納得のいかない点が目立つのがなんとも・・・。
だって、女の子がNPCの男に一方的に襲われる場面が多く、
プレイヤーは蚊帳の外のような印象を受けることがしばしばあるんですもん。
そんなの、楽しいですか?
いやいや、そんなことはないはず。
まぁ、その時点で人を選ぶところがあるのは間違いないのですが、
何より不満なのはせっかくヒロインが責められている場面で、
他キャラがそれを助けてしまったり、それ故に最後まで見られない場面が多い点。
せkっかうのアダルト作品でしょうに・・・ねぇ?
同社他作品と比べても、女性キャラの魅力はそれなりに際立っているのに、
それを活かしきれていない印象がとても強く、残念でした。
キャラの体型に偏りがある(巨乳ばっかり)ほか、
当時最高峰だったグラフィックも、時間が経てばインパクトは薄れるでしょう。
どうしても、という場合は無駄な”作業”の少ないDVD-PGの方を推奨します。