うまくいかない時があるからこそ、キラ☆キラと輝くものがある。そんな作品。
前半のギャグ、そしてカタルシス
中盤の旅行記、そして成長
後半のシリアス、葛藤
この『夢にあふれた』前半から『現実と折り合いをつける』後半へとつながるこの作品は、
学生から大人へ、夢から現実へ、温室から外の世界へ、
そのようなメッセージ性を感じさせられる作品でした。
だからこそ、ヒロインが主人公に呟いた
『うまく、いかないね。』
という台詞が自分にとっても印象的な台詞となっています。
実際現実って、うまくいかないですからね。
だからこそ、作中のキャラクターには確かな人間味があり、
プレイヤーの心を打つのだと思います。
作中の音楽も素晴らしく、それらが作品のよいスパイスとなって
飽きさせない展開に昇華してくれています。
まーたこれがいい曲でですね。
特にBAD ENDの曲がいいんです。かっこいいんです。
全年齢版では曲総入れ替えしてるんですが
それでもBAD ENDの曲がいいんです。PC版と違うんですけどかっこいいんです。
うまくいかないときは、キラ☆キラの曲を聴いて『クソッタレ!』って叫ぶ。
それがこの作品から得た処世術です。
だからそんな人を見つけても気にしないでください。
不審者じゃないです。