伏線の多さと、それを回収するのは本当に見事。しかし、こじつけが本当にひどく、納得しろというのは正直厳しい。問題に直面するごとに、主人公が不正解も含めあらゆる可能性を思索するため、話が余計に複雑に感じられた。長文は疑問と文句?完全にネタバレなので、クリアしてない方は読まないでください。
正直話半分で理解できてないのがほとんどだけど。
零一以外(久遠、ましろ、三羽)は現実世界の人間だよな。(三羽はクローンか)
つまりファーストが仮想現実と分かった上でログインしている。
三羽は零一がAIだとわかった上で接していたようだが、他の二人はどうなのか。
セカンドがデスゲームになり、セカンドで死ぬとファーストでも死ぬ。
しかし、ファーストで死んでもファーストからログアウトして現実に戻るだけ。
自分たちは安全なのを知った上で、ファーストでしか存在できないAIである零一とアペイリアを助けるために頑張っていたのか。
それが気になるところ。
だとしたら、AIの零一がもがいているのはまさに滑稽じゃないか。
(そこはひねた解釈をせず、「アペイリアが友達だから」という理由で協力したのかもしれないが)
あとは零一がAIなら、久遠と幼馴染みって設定もファーストだけの話ってことでいいんだよな。
最後のシーンで現実世界で零一の自宅にアペイリアと美羽が戸籍うんたらの話をしていた
シーンがあったが、そもそも零一はAIで現実には存在しなかったわけだし、一体誰の家なのか。
家族もいないわけだよな・・・?謎が深まる。
AIの意識をクローンに写し、実体化して現実にする。シンギュラリティ。
最終的にやりたかったのはこれなのだろうし、すっきりはしないけど、これでいいのかな。
頭痛くなるし、分からないことだらけだったけど、読み直す気にはなれないかな。