先が気になって読み進めてしまう本当にすごい作品。伏線がしっかりしていて、「何気ないシーンにも意味がある」と妃が言っていたのがよくわかる。不幸な物語の連続なので、精神削られますね。そういう意味では人を選ぶかもしれない。もっと評価されるべき作品。
かなたちゃんに最後ヒロインの順番回ってきて良かった。
序盤のあれで終わっちゃうのは本当にヒロインとして可哀想だったので。
「夜子の姿が変わっていない(成長が止まっている?)」ことについては何か説明あったかな。
かなたちゃんが意味ありげに言ってたけど。
「夜子は小さい、お人形さんみたい」「瑠璃とは同い年に見えない」など、物語上、何度か触れる機会があったけど、それと何か関係はあったかのかな。
瑠璃も紙の上の存在なら、妃エンドで瑠璃は一緒に死ねないよね。本持ってきてないし。
魔法の本の作り上げる舞台設定、効力が曖昧すぎるのがちょっと不満点。
それだけは気になった。
それでも久しぶりにこんな作品に出会えて良かったと思える。
最近は本当にシナリオ重視が減ってしまったので。