深く考えなければ楽しめる作品。以下あほの考え
タイムトラベル物としてはどのような時間モデルを採用しているのかが明示されていないのが痛い
なので一般的な時間モデルで考えて見る
①最初から最後まで定められており、可能性は存在しない
②未来の可能性があり、その中の選ばれた1つのみ存在する
③未来の可能性があり、その全ての世界が存在する。所謂パラレルワールド
①は考えるまでもないとして
②について
この時間モデルに於いては親殺しが不可能
杏奈が過去に来る動機は伊織の暴走によって結果死ぬことになる陽一を助けること
故に陽一と伊織が付き合わなければ杏奈は過去に来ることはなくなる
よって親殺しのパラドックスと同様のことが起きると考えられるため改変は不可能
③
親殺しが可能
伊織が暴走せず陽一が生存していても杏奈が過去に来ることに矛盾は生じない
しかし杏奈が陽一を助け元いた未来に戻っても違う世界のため陽一は生きていない
以上から③の時間モデルであると推察される
だが平行世界の存在を認めるなら陽一が無事に伊織を止めるという可能性も薄いながらある
更には暴走すら起こらないという可能性もある
つまりは杏奈が介入せずとも陽一が助かる未来が存在するということ
結論
杏奈って結局何がしたかったの?陽一が助かる未来があるという確認?