正統派続編
【熱意】
1番強く思ったのは開発陣の熱意
ライターが菅野さんではないので心配してたけどその必要はなかったです
小次郎やまりなをはじめ前作からのキャラはどれも違和感なかったし本作を経てより魅力的なキャラになりました
街や倉庫街などをうろつく際の地の文も違和感なく世界観を描写してました
踊る 脱ぐなど遊び心ある選択肢も健在でよかったです
前作からのキャラはいろいろ出たけど自分は茜の扱いが上手いと思いました
序盤からナースとしてまりなの尾行を撒くなど只者ではない感じの謎キャラを出してそれが茜なんて全然気づかなかったです
中盤あたりで
そういえば茜はいないな 今回は出ないのかなって思ってました
茜だと判明する寸前で声が茜っぽくて「まさか!?」と思ったら本当に茜でかなりテンション上がりました
今回も危ない橋渡ってて前作みたいに悲惨な目に遭わないか心配だったけど無事でよかったです
あと途中で恭子編が追加されて最初かなりびっくりしました
恭子が監査機構にいた時のことや事件の裏側など丁寧に補完されてました
過去の生活から小次郎との生活を経ての変化が特に印象強いです
新キャラは杏子は結構気に入りました
まりなとのバディは意外と相性良いかも
【戦闘シーン】
Switch版なだけあって戦闘シーンの演出がかっこよかったです
小次郎と本部長のペア
小次郎と杏子のペア
杏子狙撃のシーン
まりなのヘリでのシーン
小次郎とまりなの2人がOIFを見上げるシーン
など終盤のシーンはかなり映えてました
【緊張感】
本作で緊張感のある場面は恭子の潜入シーンと小次郎の逃避行くらいでしかもその緊張感は軽めでした
事件の調査中はロイズやクローンのことが分かるまでは緊張感ありました
前作は二階堂やグレンの死による陰鬱な雰囲気での調査
そして学校やホテルでの撃ち合いをはじめ廃墟や船のシーンなどかなり緊張感を楽しめる作品でした
しかも最後の最後まで黒幕が分からないっていうのも大きかったです
あと前作は御堂やシリアなど強キャラ感ある敵がいたけど本作の敵は強キャラ感が欠けてました
【衝撃】
割と早い段階でロイズやクローンのことが出てしかも前作でも扱ったような内容です
あと橘花と橘桜花も名前がそっくりでそっちの方の予想は割とできてたし前作からの慣わしで依頼人は警戒対象でした
だからあまり感情が揺さぶられることはなかったです
美ノ神先生とD5については全然わかんなかったけど衝撃としてはいまいち
「お前かよ!」って感じ
二階堂の死
おやっさんとシリアの最後
ハッキング
絵画の秘密
プリンの秘密
ラストのどんでん返し
など前作は心揺さぶられる衝撃的なシーンがたくさんありました
特にラストは最初何が起きたか理解不能なくらい衝撃でそれは今でも心に強く残ってます
【総合評価】
続編として見るならすごく素晴らしい作品で良いと思います
しかも前作と違いスッキリ終わったのも良いです
そういうの含めても改めて開発陣の熱意やファンへの想いを強く感じる作品でした
あと尖った要素がまるくなって全体的に無難な出来って感じもします
良くも悪くも