オルタネイティヴの序章、単体で評価すべきではない。
『マブラヴ オルタネイティヴ』の序章ともいうべき位置付けで、Extra編とUnlimited編の二編構成。
Extra編は王道学園モノで、典型的なギャルゲーといえる。
終盤は少し感情を揺り動かされたものの、それ以外に特筆すべきところもなく正直退屈だったが、後から思い返せば平穏な日常を実感するための大切なパートであった。
Unlimited編では別次元に移って非日常的な訓練の日々を送る物語が展開され、先が気になりワクワクさせられた。
しかし、盛大に風呂敷を広げたところで物語が終わってしまった。
プレイ後の感想は、「は??」である。
『マブラヴ オルタネイティヴ』へ繋がるから当然といえば当然だし、そのことも周知されていたようではあるが、あえて予備知識を入れずにプレイしたユーザーがここで離脱してしまっていないか不安である。
Unlimited編の世界観にワクワクしたユーザーは、絶対に『マブラヴ オルタネイティヴ』もプレイしてほしい。
『マブラヴ』単体では疑問や消化不良から不満しか残らないが、『マブラヴ オルタネイティヴ』とセットにすることで間違いなく素晴らしい体験になるだろう。
【以下はネタバレ含む雑記・感想】
Extra編は退屈過ぎて、純夏ルートと冥夜ルートだけプレイして、残りは切ってしまった。
委員長ルートなどはたまに感想記述を見かけるが、プレイした方がいいのだろうか。
ラクロスで武が一人一人説教を始めたときは、あまりにも唐突すぎてドン引き...。
ここで離脱しそうになったけど、踏みとどまれてよかった。
Unlimited編もルート分岐はするものの、着地がほぼ同じだったのは極めて残念だった。
宙ぶらりんで話が終わってしまったからこの時点ではあまり感情移入できず、推しキャラもいなかったかも。
おタマさんの親父さんのデレキャラは好きw