世界は不純物だらけでも、自分を信じ歩んだ物語
もう一つの矜持の物語。 矜持とは少し言葉が違うがそこには確固たる信念があった。 世界平和の夢物語から始まるも、自分の理想は荒野とわかりつつ歩み出すミリセント。 物語が進む中で実情、本当と嘘が息巻く世界、他者の人生感に触れ、それでも解けない理想に迷いながらも自身を盤石にし、実現するために成長していく。 創作彼女の恋愛方式の同ライターである工藤啓介先生が示した、自分自身が信じる物。登場人物たちの本物を信じた物語があった。