目を背けられないリアルを感じた。
本作のキモである風爛病、認知症などを患った老人だと思った。
やがて人は死ぬ、大切な人には死んでもらいたくない。それが小さな子供だったり親だったり好きな人だったら?風爛病はやがて人の助けが必要となる人生の終着を病として表現しているのではないかと思った。
大切な人が人の助けが必要となったとしたら、自分で介護をするまたは専門に任せるなど手段はあるが、やがて疲弊し人が変わってしまったり見たくなくなったりするでしょう。たとえば好きな人だった場合離れたくないと願うでしょう。
まだ人生が許された者たちが人生の終着のような状態になってしまったらを感じさせる作品だと思いました。