「むぎゅ。電子レンジ。」これは、結構な発明ではないかと…
電子レンジ。炊飯器。冷蔵庫。
もう、「うぐぅ」とか「はわわ」な感嘆詞とか擬態語というレベルではないです。(むぎゅむぎゅ、むぎゃむぎゃ、むぎゃあああ!?、てのも有りますがw)
たとえば、破瓜のシーンで、「すごい・・・鳩時計・・・」ですよ?絶句。
何度読んでも意味が分からないのですが、彼女の口から発せられる家庭電化用品の数々はメタファーであり、つまるところ、一般に通用している言語による伝達手段を放棄することによってロゴスは崩壊し、彼女はより高次のコミュニケーション手段を獲得していると思えなくも無い。ニュータイプ?
・・・端的に言って「萌えました。」・・・石油ファンヒーター。
で、ゲーム内容なんですが、一年間植物状態で記憶喪失な主人公という、逆・君望な設定ながらも、主人公はポジティブシンキング、ヒロイン姉妹も育ちがいいのか、主人公に恋焦がれる以上に姉(妹)を信頼しており、泥沼の三角関係に陥らないどころか、お互いに主人公を譲り合ってしまうのだから非常に電子レンジ。(主人公は、ちとすねますが。)
しかし、後半のシリアス展開は、プレイヤーに透けて見える予定調和に向けて、必要以上にのんびりと進行し、最後まで大きな仕掛けがあるわけでもないので、とても間延びしてしまった印象を受けます。
エロは、割と濃いです。序盤からガンガン来ます。乳と汁。間違い無い。メインの姉妹は回想二桁を超え、サブヒロインも数回以上用意されてるのが嬉しい仕様。ただ、ブラックアウトした画面で乳繰り合ってるシーンが多いのは気になると言えば気になる。CGをあと1、2枚用意してくれれば申し分なかったと思います。
個人的には炉属性がないので妹のHに反応できません。あと、姉がパイズリばかりで、やはり属性がない自分としては見逃すしかないわけで。コスプレH担当の眼帯娘が一番のツボというのも、あんまりと言えばあんまりです。