井上流のニュータイプ論?物語上の重要さと描写の長さの不一致がテンポを悪くしているが、クライマックスに向かう戦闘シーンの盛り上がりは素晴らしい。
基本一本道にすることで多くの要素を纏めて消化しているが、作品の舞台構造を考えれば3キャラ個別のルート+グランドの構成がベストだったように思う。世界や舞台の良さが予算と制作期間の都合で生かし切れていないのはもったいない。 とはいえ、1年デコレだけのものを仕上げてくる井上氏の本気の大作への期待度は上がる。