PSPが無いのでPS2版だけプレイ。PC版と同人小説に用語解説等々盛りだくさんの内容でした。大悟も明も良い男だった。
PC版に惚れ込み、外伝小説でちょっとガッカリして不安でしたが、本編、外伝と続けて読んでみると実に面白かった。
明、大悟、紅葉、明香里は夢を見て、掴めなかった夢の代わりの夢を見続けた。
その子ども達は夢から覚めさせられ、今を生きている。
そんな関係は、21世紀初頭の日本で夢を見られた親世代と、夢を諦めて今を生きる現世代の間の関係に通ずるものがある。
何かの代償としてしか夢を見続けられない僕らが次の世代に手渡せるものは何だろう?、そんな事を次の作品では描いてもらいたい。