キャラ、シナリオ、システムどれをとっても高水準のキャラゲー
ゆずにありがちな広げようと思えばいくらでも広げられるのにキャラに重きを置いているせいで肩透かし感の強い設定が鳴りを潜め、あくまで個人的な願いとその代償の話に絞られている。
どのヒロインも魅力が十二分に発揮されているのはその成果だろう。
以下各ヒロイン所感
・寧々
可愛くて面白くてエロい最高のヒロイン。しかし作中で述べられている通り見た目言動に反して中身は相当幼く感じる。RESTART開始直後のベッドの上にへたりこんで泣く幼寧々のCGを見て、これが彼女の本質なんだなと納得した。そのせいで微妙にエロい目で見にくくなっているのが難点。シナリオは長いだけあって丁寧に描写されていてかなり面白い。
・めぐる
とにかく可愛い好き。エロCGのアベレージがプレイした全ゆずヒロインの中で一番高いと思う。あまりにも恋愛色が強すぎるもののそのおかげで主人公が自身の能力との折り合いを付けられるようになって良かったと思う。ただ付き合って以降の逐一進捗を報告するのだけちょっと合わなかった。
・紬
一番話が面白かった。本来主人公は能力の影響でコミュ障よりのはずなのだが寧々(めぐるも?)が割と依存体質だから相対的に主人公が大人に見える、というより大人にならざるを得ない状況が続いていたせいで主人公の輪郭がぼやけていたように感じる。一方紬ルートの主人公は情けない所がしっかり描写されていて、その結果起こしてしまった過ちを受け止めて進んでいく等身大の成長物語に仕上がっていた。アカギも同様に失敗と成長が描かれており話の面白さだけでなく本作の設定を深めることにも寄与していた。主人公が自分のことを忘れて憔悴している父親の様子を見て深く後悔するシーンは本作随一の名シーンだと思う。肝心のヒロイン紬がそこまで刺さらなかったことを除けばかなり面白かった。
・憧子
ようがすってなに？
・和奏
可愛い好き