PLAY時間は6時間15分。ダウンロード販売使用。はっきりいや個人的嗜好にはまっているわけで、生きる希望と存在意義がネガティブな少女に与えられればどう変わっていくのかという例。幸せなHと食事は誰もが幸せにする。ただ低価格がネックという不安と問題が続いた結果、結局はブランド自体を終わらせてしまった。今となっては残念だ。
Metamorphosis
〇システム
タイトル画面の声が意図的に小さくしているようで、BGMが高いというよりも声が小さいので聞き取りづらい。これたぶん一種の演出なんだろうな思うが、もうちょっと聞き取りやすいようにバランスとってほしい。
そんなに長くはなさそうなのでセーブ数としては充分だろう。
〇シナリオ
まあ付き合ったらやるだけってのも間違ってもいないんだけど、その短めの描写の中で彼女が救われているのを見るのってかなりよろしい。
よろしいんだけど、星名は不器用なんだろうなという。
星名の世界の中に「過去の幼馴染」しか浮かぶ人がいないのだとしたら、そして残った異性が主人公だけだったとしたならば主人公に即はまるのは分かる気はする。
男性は苦手で女性のほうがもともと苦手となると、自然と独りぼっちにはなる。ただし本来、こういうのはおこりにくいはず。女性に苦手意識がもしない「普通」だったならば女性のほうで排除されたって訴えかけて仲間も探す。けどそれがない。
彼女の過去って、アグレッシブなのが傷ついたことで男性に話せなくなってしまっているってあるけど元々女性に苦手意識をもっていたからこそ男子と交ざってサッカーという妙なところにいきついてしまっている。普通は「女子のサッカーで活動する」という部分になるはず。女子のサッカーだって知名度はあるわけだ。けど、学校に女子サッカー部、部活がなければとたんに運動能力はほとんど無駄になってしまう。
男子にからかわれサッカー断ち切られてて、女性のコミュニティにかかわらないってなるとかなり珍しい。
つまるところ、かなり不器用にこじれてしまっているのだろう。この辺あんまどろどろしてもまずいんでばすっと切ってんだろうが、まあ正しい。たぶん、そこまで行くにはもうちっとなんかなきゃあーまでならない。男子だけじゃなくて女子にもからかわれてんだろうなとかな。いじめに近い部分の経験がないとならん。
で、話の中ではあきらと知り合って少しずつ話すようになって、主人公をたまたま見つけた。主人公の再会が全部救いになるパターン。
まあ、やや設定ができすぎている感じもしなくもないがほかにもあきらや主人公の姉妹とか割と掘り起こせそうな余地を残しつつなんで、ロープライスの売り方としては割と正しい。最も、支持してくれることが前提ではあるが。
セックスも含めて全部救済なんだなあって感じで、恋は全部人を変えるというか魅力を引き出すんだなというそういうお手本みたいなものがこれ。私的に設定がやや破綻しているセイイキシリーズより、こちらのほうがかなりよくつくられているように思える。
それから繊細で優しい部分の中に、アグレッシブな部分がみえかくれしていて笑うと魅力的な子は個人的なストライクゾーンなのもある。
僕には、幼馴染の関係でどうのこうのでもともとシナリオの方向性でつくっていない方に見えた。あくまで三人関係性はここではスパイス程度にしてて(あきらがもちろん星名を応援していても「もしも、けど出会ったのが自分が先だったら」って考えるテキスト出てきたのは短くてもちと面白かった)、離れてからの空白期間と再会と星名の再燃っぷりを見ていく話思われる。
出ている部分は少しかもしれないけど、星名は笑ったほうがかわいいってのはよーわかる。まあよく言えばもう少し恋人同士のHシーン以外のところも見たかったが、そこまで大したことじゃない気は僕はした。
それくらい波長が合ったと書くべきなんだろう。
たぶん、あきらルートくらいはつくるんじゃあないかね。いやつくって。
Hシーンは10個 とりあえず一周終わり
計測時間:
一周目本編 その1(ずっと一緒にいる)5:00:42
その2(もっとエッチな関係になる、から)→計測中(たぶん6時間前後見込み)