PLAY時間は1時間30分。フリーウェア。この話ってのは果たしてどのタイミングでやりゃいいんだろうな。
端的に。
語り部が最初のおっさん→幼女→よりごつそうなおっさん→最初のおっさんと流れていく。
萌え要素とはほとんどかけ離れた、泥臭さのほうが先に立つ。
あんまり主人公的ポジションの泥マサがかかわる場面がないように見える。それがマイナスに見えるかな。
設定的にはどこか懐かしめの邦画の映画っぽいんだが、すすめていくうちにちょっと非現実的でもある。
携帯電話もあるが、ほとんどこの街ってのは時間止まったような昭和の風景そのものが広がっている。
さくらさくらについては地のテキスト自体はない会話文でテキストウィンドウすらほぼなし。今回はテキストウィンドウ自体はあるので見やすくはなってる。でも構成上はおっさんの語り部からなのである。
てなわけで結構なおっさんゲーになってる。珍しい代物だ。
声が入っていない。個人的には、この話については声入りのものを聞きたかった。そうなるとおっさん衆がもっとより湧いてくるんだが、臨場感にもよりつながってくるのではないだろうか。
で、だ。この話は果たしてどのタイミングでやればいいんだろう。
本編の面影レイルバックですら萌え要素とはちょっと離れているのだが、この話単体は純粋にテキストとシナリオだけを追うという話になっている。
吉岡建設関係の、発展録としては読めるが話の中心はルイディアーナと樹理。本編がどういう展開か見えてこないと、おっさんのやりとりをかなり延々とみることになる。
よって、面影レイルバックの体験版や製品版が出ないことには現段階ではなかなか
単独としては評価はしづらいということになるのではないか思われる。
なので、まずは本編の完成求む。
追記:
おそらく本編も、この流れは続くのだろうなあ。
よくあるベタ話なのか、珍しいくらいの大仰さなのか。一風変わった切り口としては読める。
ただまだ少しわからないのが、吉岡樹理。
あの後の流れについてが本編か。あと、もう一人の重要ヒロインのほうは全く出ずなので主題がこれになるとなんか少しボケてるなあって気もする。
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