PLAY時間は15時間。本家のしぼりかすにもなってない気がする。ほめるとこしいてあげりゃ声だけだ。
処女ってほいほい主人公に破ってもらうための「物」なんだろうか。
◎あらすじ(パッケージ裏より引用してアレンジ)
大学に通いながら教職員を目指している主人公、更科浩紀。
そんな彼の元にある日、恩師からの一本の電話が掛かってくる。
その内容とは、自身が務める御陵学園で教育実習をしてみないかとの誘いだった。
しかも、研修後の採用は決まっているも同然らしい。
未だに実習先が決まってなかった浩紀は二つ返事で話を快諾。
こうして彼は、教育実習のため、昔暮らしていた星樫町へと帰郷するのだった。
…そんな、教育実習先で幼馴染たちのヒロインたちと再会してから紡ぐイチャイチャなお話である。
薄っぺらいけど…
サブブランドが存在する意味、とはなんだろう。
思うにどうにか適当にゲームという形にしてつくって売る、という意味だけで存在するのならば
サブブランドを立てて新規に発売する意味はまったくないといえる。
このゲームでよかったのは音楽のみである。
いろいろつくりこみが足りない
ヒロインの魅力という部分から考えるとまったく食い足りない
Hシーンの数だけは多いけど尺が短いから使えない
明らかに冷遇されているヒロインもいる
主人公についてはもっと教師の立場にたった行動をしろいいたい
最初から好感度MAXなのはまあいいとしても
ユーザーに対しての見せかたってのは存在するんじゃないかと思う
ようは作り手がこういうものをつくるぞ~という情熱が乏しい
一言でいや地雷であり詐欺うけとってもしゃあない思う。
◎全体的な概要と感想
・特典
サウンドトラック。未使用。
このゲームには音楽鑑賞モードがない。その代わりの処置みたいだが。
・システム
セーブ/ロード枠は100
ただしいくらでもセーブは可能(HHD内にセーブデータ保存できるため)
クイックセーブ/クイックロード枠は1 オートセーブ枠はなし
スクリーンは800×600
システムはMAJIRO (アーカイブver3.000)
演出面はしょぼい
間違っても本家のほうのシステム演出と比べてはならないというか別個
ゲーム期間は大体3週間くらい 選択肢選択式ADV
本編は主人公の実習期間内である。エピローグはその後。
難易度は普通。結構選択肢がある。
クリアだけならはたいしたことない気はするが
CGコンプまでくると多少めんどう
PLAY時間の内訳
プロローグ~OP:約30分弱
共通ルート:約3時間30分
華薪真澄ルートその1:約1時間40分
華薪真澄ルートその2:約20分
明石心ルートその1:約1時間25分
明石心ルートその2:個別分岐後1時間25分
八守ひのとルートその1:分岐後約30分
八守ひのとルートその2:約1時間45分
華薪萌衣ルートその1:約1時間10分
華薪萌衣ルートその2:個別分岐後約10分
笹倉深春ルート:約1時間10分弱
一周あたりだと大体1PLAY5~6時間くらいだろうか。
心ルートのかたっぽのみ若干長かった気がする
一度クリアして開くもの:回想モード&CGモード
○音楽
BGMは数えてない(苦笑 あとで見る
音楽だけはなかなかよい。
ほぼピアノサウンドで統一されているが耳になじむ。
ただとあるルートで効果音の滝のBGMが
いつまでたっても流れてはっきりいってうるさい点、そこはあきれた
OP曲は美郷あき「遥か~baby my wish on a wing~」
どこか雄大な感じの落ち着いた曲で渋い
OP映像はキャラクター紹介とイベント映像が中心 特筆点はなし
EDはEmi「玉繭の時の中で」静かな曲ではあるがあんまり耳に残らない
エンドロールのCGは全エンド一緒のCG絵。
このへんは低予算なんだろう
○声
うまいというよりベタ
かりんちゃんの声は微妙
○絵
七海綾音、zinno、水瀬凛各女史の担当
まずCG数が少なめなので微妙
特にHCGがほとんど基本1枚中心だから実用性には乏しい
CG数66 Hシーンは29
グラフィックづくりがチープ
予算の関係上しかたないんだろうが、もうちょい充実させてほしい
たとえば人が集まってるらしいシーンで人がまったくいないとかだとさみしい
心のCGはテキストとあってない どこがロリ体型なんだろう
ヒロイン原画について。
水瀬さんの原画は塗りとあわない
七海さんの原画に関しては
原画のアクが強い印象を持ち塗ったときにヒロインが美人にあんまり見えない
ゆえにこれがCG集にもならない、と書いた理由になる
Zinnoさんの原画のみ塗りとあっているのは
その前に何作か手がけていたからだろうか。とはいえ開発チーム本家と違うっぽいけど…
○キャラクター
・ヒロインの印象
ヒロインは5人。ほとんどが最初から主人公に対し好意を持っているようである
ここが重要なのだが多少気持ち悪いほどの好意をぶつけている
萌衣についてはなぜかよくわからない敵対?しているようだが
やたらよくわからんぶん殴り方するのでちょい不快
もうひとつ。処女あんなにほいほい(一人除く)気安く捧げようとかすんな、と
八百屋の叩き売りとかじゃねえんだぞ…
・主人公の印象
共通で節操なくヒロインに手を伸ばす展開になると
こいつの考えていることがよくわからなくなってくる。
たとえば萌衣に手を出したときの「いじらしい」だとか
どのような思考回路すればそんな発想にいきつくんだろうなあ、とは思った
謎の電波でも受信してるのかこいつ
・サブキャラの印象
長江先生のしゃべりはだだすべり
薬師先生とかも印象に残らず
ていうか薬瓶もって人騒がせな行為するのはやめい
かりんちゃんうざいorz
木村学園長不憫
○設定、テキスト及びシナリオ
・設定
いないと思うが深いところに突っ込んだら負け
・テキスト
淡々と進行する ギャグはおおむねすべる。
全体的にあっさり進行するので余韻はなにもなし。
熱気や臨場感というのがまったくない。
CG絵と一部齟齬も見受けられる
時間のわりにかなり長く感じるのも難
・シナリオ
共通の段階だけだと
真澄一筋で通すか全員食いまくるか、という感じ
ほかのヒロインは
真澄と深春以外のヒロインは個別ルート途中で分岐する
Hシーンの尺は短め
量についてはかなり多めであるが数だけ入れたという感じ
CGがほとんど1枚なんで足りないかと思う
個別ルートに入ってからだが
いくらかマシなのは心ルートのかたっぽくらい
ほかはほとんど壊滅的でどうしようもない気がする。突っ込む気もおきない
ほとんどのルートで問題にならない問題があるか、
ルートによっては日常描写のみで終わったり
なんかよくわからない3Pが入ってくる点を留意
○おすすめの向き及びまとめ
どうおすすめすりゃいいんだろうなあ、これ。
たぶん非常に安いと思うので
どうしてもやりたけりゃ多少暇つぶしくらいにはなるんでないのか
とりあえず発売日に買わんでよかった思う。買ってたら詐欺だろということになるだろう…
点数は52点
あといくつか
まずひのととくっつけるために
ヒロインたちが結託して主人公の頭ぶんなぐって気絶させたときには
さすがに投げようかと思った。
萌衣と結ばれるくだりもなんなのこれ状態だったが…
非処女で過去に彼氏がいたらしい深春だが私個人は問題ない。
ただ、深春ルートもっとちゃんと書けや…
Hシーンまで一人だけ飛ばされてしまったりほかの個別ルートだと名前も出てこないとか
いくらなんでもかわいそうすぎるだろう。
ひのとルートも微妙。
エンドだけ見るとどっちの選択がハッピーだろう。
心ルートはもうちょっと煮詰めれば面白くなった気はする。
唯一マシなルートとうけとった。
ていうかそれなければ40点台にはした。
華薪姉妹については書く気も起きず。
以上感想終わり。