1周目、聖ヨト語の解読に取り組んだのは私だけじゃないはず。
わざわざ新しく言語作ったりしてるあたり、気合の入りようが違いますね。
おかげで"異国に突然放り出された"という状況をよく表現できていたと思います。
1周目エスペリアが何言ってるのかどうしても知りたかった私はひたすら解読作業してました。
2周目に言語分かるようになる、って知ったときは目から鼻水出ましたけどね。
SLG部は基本的に高難易度。
SS評価を狙っていくとなると、相当知恵を搾り出すことになり、
セーブロードの繰り返しにもなります。
やり応えはかなりありますが、
1つのチャプター戦闘で2時間とかかかったときはさすがに辛かった・・・。
でも気づいたら久しぶりに熱中してゲームしてました。
いやー、SLG部は面白かった。
キモウト佳織、マジキモイです・・・。
立ち絵なんてほぼ全滅。
なんて表現すればいいか分からないボサボサの髪、
表情のないうさぎみたく見える気持ち悪い帽子、
福笑いで見るような、異様に両端の垂れたキモウトの目。
もー、とにかく"気持ち悪い"という表現がぴったりなキャラ。
画面にキモウトの立ちキャラが出るたびに眉間に皺が寄ります。
そんなキモウトのために必死に戦っていく、っていう設定がまた苦痛。
そんなキモウトがお兄ちゃんお兄ちゃんとベタベタ慕ってくるのが苦痛。
そんなキモウトがお兄ちゃんに恋心を抱いてるとか マ ジ で 苦 痛 。
瞬が佳織に執着してますが、
く れ て や る か ら 目 の 届 か な い と こ ろ に 置 い て き て 。
っていう心境でした。
キャラクターとしては、別に悪くないんです。
健気で必死に気丈に振舞って、自分の身よりもまず相手のことを考えられる。
設定的にいいキャラなんですが・・・そのはずなんですが・・・
い か ん せ ん キ モ 過 ぎ た 。
主人公。
SLG部では無敵を誇ります。
後半では、彼一人でチャプターの敵全て倒せたりするほどに。
が!
それとは相反して、イベント時は徹底的に弱い。
これがもうイライラさせてくれました。
普段は常に強いと言うのに、
イベントという肝心なところでは須らく負ける、あるいは徹底的に苦戦。
お 前 そ こ で 負 け て ど う す る ん だ よ !
と、歯がゆい思いを何度もさせて頂きました。
いざというときに使えないヤツなんて存在価値なし。
そびえ立つ糞。
負けた後、
「オレはこんなに傷つき、苦しみながら挽回してるんDAZE!」
みたいな展開がパターンと化してますが、
そういうの反吐が出る。
例によって感じたことを片っ端から列挙してみましたが、
総合的に見ると、やはり良作。
とくにやり応えのあるSLG部は手放しで評価したいところ。