謀る乙女と魔装の鎧
もしくは聖王女が全裸で土下座!
嫌な感じで販売延期したのでどうなるかと思っていましたが、出てきたのはかなりの良ゲーで安心しました。
CGは92枚のエロCG90枚と十分、シーンも個別はフレデリカのみ9で他は10ずつ
サブキャラはハーレムエンド、バッドエンドなどが全てエロで13の計62
シーンの尺も長く、たまに「あれ?今回は短いな」という流れがあっても
「あんたじゃ無理だ俺が代わる」とばかりに獣人が出てきたり、他の女に手を出したりする安心設計です。
主人公は気取ったタイプですが、エロシーンで余計な口出しをしまくるような事は少なく
生きた腰振りマシーンと化すのでキャラ性がエロの邪魔になるという事はありません
ただ、そういう作りの為にエロシーン内での煽りなどによる変化が少なく
エロシーンは最初から最後まで女が喘ぐか悲鳴を上げ続けるという展開が殆どなので
そこをワンパターンだと見る人もいるとは思います
ただ、その「ぐぎぃ」「おごぉ」の悲鳴は流石のクオリティで、それが連発されるので
喚く暇があったら鳴け!というエロを求める人には大満足できるかと。
素晴らしいのは、塗りと絵自体が美麗であると感じられると同時に
目の動き、そして口の動きに気を使った表情差分の多さで
ここの特徴でもある暴虐エロに晒されての瞳孔縮小目の連発はもちろん
涎を垂らし、舌を突き出し、なにかを見据えるように目が動き、極まって白目を剥くという豊かな表情差分が
エロさをなお向上させるという素晴らしい仕事をしています
目が口ほどに物を言い、その口と相まって形相を作ってエロを盛り上げるこの仕事はつるみくの真骨頂ですね。
シナリオは、今回がつるみく初ファンタジーとの事でしたが
巨乳ファンタジーダークネス(貧乳もいるけど)と言ったノリで
圧倒的な実力を持ってなお奸計を働かせ、廻りの女達を心を掴んでのし上がっていくというその姿は
見ていて存外に面白く、エロが始まってからはセックスの連続で荒っぽく女心を掴む様になる為に
エロをもう少し後回しにして主人公の暗躍の物語を見てみたいとも思ってしまいました
これだけの凌辱エロゲに対してエロ軽視の感想を抱いてしまった辺り
まだまだ抜きゲプレイヤーとしての修業が足りません、猛省。
攻略もスタッフルームの攻略ヒントの通り簡単で「次へ」と「飛ばす」を使えばすぐに埋められますが
CG差分はきちんと見ないといけない=カットすると登録されないので、そこだけ注意ですね
フルコンプは簡単……と言いたいのですがエレメラ関係は少し面倒です、おのれ蛮族め。
凌辱ゲーとしては鉄板の出来なのでおススメできるのですが
ヴォルスさんが後半出てこなくなってしまったのは個人的にかなり残念でした、好きなタイプのキャラだったんだけど……
敬語を話すオークも素敵だったけどヴォルスさんには及ばずですね、クセモノ最高。